検索結果から一瞬で「マインドマップ」「パワポ資料作成」ができる日本製のAI検索エンジンが凄い🔥
👋こんにちは!AI-Bridge Labのせいやです!
みなさんは、お気に入りのAI検索エンジンはありますか?
PerplexityやGenSparkもしくはMorphicを愛用している人もいるかと思いますが、実は独自の技術で世界に挑戦している日本企業が開発した検索エンジンがあるんです!
その名も『Felo(フェロー)』PerplexityやGen Sparkの後発として登場したFeloですが、このFeloにはものすごい革新的な機能が備わっています!
それが検索結果を「マインドマップ」や「パワポの資料」に一瞬で変換することができる機能なんです。
資料が出来上がる様子も面白いので、まずは下の動画で使用感を確認してみてください。
※完成したパワポ資料の詳細は記事の中盤に貼ってあります。
いかがでしょうか。資料がAIによって作成されてく過程を見るのも楽しいです。今回は海外製のAI検索エンジンにも負けない、『Felo』について徹底解説します。
Feloとは
Feloは、日本のSparticle株式会社という企業が開発したAI検索エンジンで、膨大なデータベースから、最新の大規模言語モデル(LLM)を用いて、質問の文脈に則した回答を生成できるツールとして注目を集めています。
多言語に対応しており、日本語で質問を入力すると海外の記事から引用した検索結果も自動で翻訳して出力してくれます。
日本語のみで世界中の情報にアクセスできるので、研究者や学生、ビジネスパーソンなど幅広いユーザーに適したAI検索エンジンなんです!
Feloの特徴
Feloの主な4つの特徴
複数の言語をサポートしている
検索範囲を限定できるフォーカス機能が便利
瞬時にマインドマップで視覚化してくれる
検索結果をそのままパワポの資料にすることができる
複数の言語をサポートしている
Feloの多言語対応機能は、異なる言語の情報に簡単にアクセスできるようになっていて、言語の壁を乗り越えて世界中の知識を得ることができます。
たとえば、「メタバースの最新情報」を日本語で検索した時に、英語やフランス語で書かれた最新の記事や研究も日本語で確認できるようになります。
ボーダーレスに世界の情報を知ることができるのは嬉しいですね!
検索範囲を限定できるフォーカス機能が便利
Feloは、ユーザーの目的に応じてカスタマイズされた検索を提供してくれる機能を持っています。それがフォーカス機能というもので、これを使うことで学術研究、SNS、ドキュメント形式など特定の分野に特化した検索が可能になります。
瞬時にマインドマップで視覚化してくれる
Feloは、検索結果をマインドマップ形式で表示する機能を持っています。
この機能によって、複雑なデータを体系的に整理して、重要な概念やそれらのつながりを視覚的に把握できるようになります。
たとえば「2024年におきた気候変動」というキーワードで検索すると、異常気象から社会への影響や今後の対策といった主要なカテゴリーと、その詳細なサブトピックを階層構造でわかりやすく表示してくれます。
マインドマップ生成機能は、検索結果が出力された後に「マインドマップ」ボタンを押すことで利用でき、およそ5〜10秒ほどで生成してくれます。
生成したマインドマップは、PNGファイルとしてダウンロードしたり、クリップボードにコピーして別の場所に貼り付けたりできます。
先日紹介した『Mapify』に似てる機能ですが、Mapifyは検索結果以外にもPDFやYoutube動画といった様々なデータを一瞬でマインドマップ化してくれるので、さらに汎用的にマインドマップ化したい場合はMapifyをオススメします!
Mapifyについてはこちら
検索結果をそのままパワポの資料にすることができる
Feloは、検索結果をもとにパワーポイントのスライドを自動的に生成することができます。
上部の動画のように「イーロンマスクの過去の実績と今後の展望」と検索すると、主要なトレンド、関連データ、ケーススタディを含んだ20〜30枚のスライドが瞬時に生成されます。
上部でお見せした動画の中で完成した資料の詳細がこちら
※人間の手は何も手を加わっていない状態です。
この機能を使うには、検索結果が表示された後に右上の「プレゼンテーション作成」ボタンをクリックします。次に、テンプレート選択画面でトピックに合ったデザインを選び、右下の「プレゼンテーションを生成」ボタンを押すだけです。
わずか30〜60秒でスライドのアウトラインが完成し、生成後はpptx形式でのダウンロードや、URLを使って資料を共有することが可能です。
編集したい場合は、生成後にEDITボタンが出てくるのでそこからすぐに手直しを加えることができます!
2024年10月現在、この機能は無料で提供されているので、ぜひ活用して資料作成のスピードを上げましょう。
※将来的に有料化される可能性がありますのでご注意ください。
Feloの料金体系
Feloでは、スタンダードプラン(無料)と、より高度な機能が利用できるプロフェッショナルプラン(有料)の2種類のプランが用意されています。
プロフェッショナルプランでは、1日最大300回まで高度な検索モードを利用でき、より深い分析や詳細な情報を入手できるため、研究やビジネスの場面で一層有効に活用することが可能です。
さらに、プロフェッショナルプランにアップグレードすることで、OpenAI o1、Claude 3.5 Sonnet、Gemini 1.5 Proといった最新の高性能AIモデルを、ChatGPTやClaudeと同様にチャット形式で活用できます。
※無料プランでもこれらのAIモデルは使用できますが、利用には制限があります。
2024年10月現在、利用可能なAIモデルは以下の通りです
OpenAI:
GPT-4o
GPT-4o mini
OpenAI o1-preview
OpenAI o1-mini
Anthropic:
Claude 3.5 Sonnet
Claude 3 Haiku
Google:
Gemini 1.5 Pro
Gemini 1.5 Flash
Meta:
Llama 3.1 70B
Llama 3.1 405B
Feloと他社AI検索エンジンの違い
本章では、AI検索エンジンであるFelo・Genspark・Perplexityを比較します。
Feloは、多言語対応に力を入れており、日本語でもスムーズに利用できるのが特長です。さらに、検索結果をマインドマップやパワーポイントスライドとして出力する機能は、他のAI検索エンジンにはないユニークな要素です。
一方で、GenSparkやPerplexityもそれぞれに強みを持っているため、用途に応じて最適な検索エンジンを選ぶことが重要です。自分のニーズに合ったツールを見極めて活用しましょう!
Feloで効率化できる分野3選
Feloをビジネス活用できる具体的なシーンを3つ紹介します。
1、教育・研修資料の作成
2、市場調査
3、顧客フィードバック分析
教育・研修資料の作成
Feloによる情報収集と整理機能により、教育や研修用の資料作成時間を短縮できます。
特定のテーマについて検索し、その結果を基にスライドを自動生成する機能を利用することで、短時間で質の高い研修資料を作成することができます。これにより教育担当者は内容の精査やカスタマイズに集中できるようになります!
生成された資料の内容をそのまま研修などに使うことは難しいですが、少し手直しを加えるだけでも現場で使えるレベルでの資料に変えることが可能です。
市場調査
Feloを活用した高度な検索機能により業界トレンド、競合他社の動向、消費者行動などに関する最新の情報を素早く収集できます。
さらにマインドマップ機能を使用することで、収集した情報を視覚的に整理し、市場動向の全体像を把握しやすくなります。これにより、複雑な市場構造や関連要因の理解が進み、より深い洞察を得られるようになります。
また、多言語対応機能が備わっているため、世界中の市場調査も容易になります。異なる言語で書かれた市場レポートや記事を自動翻訳して検索結果に含めることで、市場分析をグローバルな視点での行うことができます!
顧客フィードバック分析
Feloは、SNS上の膨大な情報の中から、顧客の生の声を収集することも得意としています。 例えば、新製品の発売後に「#新製品の〇〇」といったハッシュタグで検索すると、SNSで発信している顧客の反応を即座に知ることができます。 「デザインが最高!」、「使い方が難しい…」といった様々な意見をしっかりとキャッチアップしてくれます。これらの声を分析し、製品の良い点、悪い点を明確化して製品の改善や新機能の開発に活かすことができます。 Feloを活用することで、顧客満足度を高め、市場での競争力も強化できるでしょう。
まとめ
FeloはAI検索エンジンとして優秀なだけでなく、検索範囲を限定する機能や資料作成やマインドマップの生成機能など多くの機能を有しているツールです。
Feloは無料でも十分業務レベルで活用できるため、手軽に始められる点も魅力的ですね!
Feloを活用することで、情報収集だけでなく資料作成までも効率化できるようになるため、
ぜひ一度活用してみてください。
AI-Bridge Labについて
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