ついに登場!AIエージェント「jace」が叶える、未来の仕事術と可能性
👋 こんにちは!AI-Bridge Labのこばです!
最近話題の「AIエージェント」って実際どんなものか気になりませんか?
実際の動画がありますので、まずはこちらをご覧ください。
AIが自動的にGoogle ChromeなどにログインしてWebブラウザを操作し、タスクを完了させています。これは今までのAIにはない挙動ですね!
というわけでついに、自律的にタスクをこなしてくれるAIエージェント『jace』(ジェイス)が登場しました!
まだウェイトリスト登録者向けのアーリーアクセス版ですが、ChatGPTなどのLLMを超える革新的な体験ができます。今回は、私のjace体験レポートを通して、AIエージェントの可能性をご紹介します!
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この記事では、AIエージェントとは何かという基本的な説明から、jaceの使い方、そして具体的な活用事例まで、分かりやすく解説していきます!
ぜひ最後まで読んで、AIエージェントの世界を覗いてみてください。記事が気に入っていただけたら、スキやフォローをいただけると嬉しいです!
AIエージェントとは?
AIエージェントは、まるで優秀な秘書や従業員のように、自分で考えてタスクをこなしてくれるソフトウェアです。
もう少し詳しく説明すると、AIエージェントは以下の特徴を持っています。
自律性: 人間の指示を待つだけでなく、状況に応じて自分で判断し、行動することができます。
目標達成: 与えられた目標を達成するために、必要な情報を収集し、最適な方法でタスクを実行します。
環境との相互作用: 周りの状況を理解し、それに合わせて行動を変化させることができます。
例えば、「旅行の計画を立てて、最適な旅館を予約までしてくれる」といった、複雑なタスクを自動的に実行してくれるのがAIエージェントです。
「ChatGPTもAIエージェントじゃないの?」と思うかもしれません。確かに、ChatGPTもプロンプトに基づいてデータ分析や資料作成などのタスクを実行できます。しかし、ChatGPT単体では、自律的な意思決定や他のソフトウェアを操作する能力は限定的です。
AIエージェントは、AI技術によって作業を根本的に自動化し、私たちの生活や仕事を劇的に変える可能性を秘めています。
jaceの特徴と使い方
特徴
Jace.aiは、Zeta Labsによって開発された汎用エージェントです。ユーザーのタスクを支援するために設計されており、以下のような機能を持っています
タスクの自動化: ユーザーの指示に基づいて、さまざまなタスクを自動的に実行します。これには、情報検索、メール送信、データ解析、画像生成などが含まれます。
コード実行
プロット作成や計算など、指定されたタスクに基づいてコードを実行します。
ユーザーとの対話: 必要に応じてユーザーに質問し、タスクの進行状況を報告します。また、複雑な問題を分解してユーザーに説明し、次のステップを提案します。
スケジューリング: 特定の時間に再度有効化されるようにスケジュールを設定し、定期的なタスクを自動的に実行します。
データの解析と可視化: データの解析やグラフの作成など、データに基づくタスクを実行します。
ウェブエージェントの利用: ウェブサイト上での操作を自動化し、アカウントの設定や情報の取得などを行います。
個人的には、実際にウェブサイトを操作してくれる、ウェブエージェントの利用が最も革新的だと感じました。
ただし、まだjaceはテスト版のためエラーが発生したり、正しく動作しない場合があります。私もスケジューリング機能などを試してみましたが、エラーで確認ができませんでした。(日本語での利用も影響あるかもしれません)
この辺りはユーザーフィードバックによって、今後の改善を望みたいですね。
使い方
使い方は簡単で、ウェイトリスト登録後にテスト版アクセスに関するメールが届くので、メールに記載されているリンクからjaceにアクセスすれば無料プランとして利用が開始されます。
ログインしたら、画面下部のテキストウィンドウに依頼したい内容を入力すれば利用できます。
料金プラン
初期状態はフリープランで、月に30回程度のメッセージ送信が可能です。
有料プランは$20/月で、月間400回メッセージ送信が可能になります。
また、有料プランなら今後のアップデートで新しい機能やモデルが追加された際に、優先して利用することができるようになるようです。
jaceの活用事例
jaceは
・ClaudeやGeminiなどのLLMのような自然言語処理タスク
・PerplexityやGensparkなどのAI検索サービスのような情報収集タスク
どちらも高いレベルで行うことができる上に、エージェントとしての機能もあるので様々な応用、活用事例が考えられます。
以下は私が実際に試してみたものになります。
自動でメール作成&送信
プロンプトで指定したり、csvなどのリストを渡してメールを送ることができます。送信主がデフォルト設定だとjace-xxx-xxx@myjace.comになるので、このままではあまり使えませんが、設定からgmail統合などを行えば、自分のメールアドレスを設定できるかもしれません。(gmail統合はエラーが発生してまだ使うことができませんでした)
画像生成AI「Midjourney」のテクニックを収集
下のXの動画をご覧いただくと、ライブビュー機能で情報収集の過程が確認できます。
jaceが生成した回答をそのままPDF化
これの凄いところは、PerplexityのようなAI検索サービスでは不可能だった、実際にググってWebサイトを目視するという手順があることです。
そのためクローリングができないサイトや、画像などの視覚的な情報を見ないと分からない情報なども収集することができます。
例えば、以下のようにjaceがWebサイトの画像をスクロールしながら確認していって、画像の特徴をsrefタグの説明文として添えてくれています。
Google Docやスプレッドシートを作成+編集
情報をGoogle Docやスプレッドシートの形式で出力すること自体はChatGPTでも可能ですが、作成した資料をURLでシェアして実際に確認して操作することはできません。
jaceはウェブエージェント機能を使ってjace用のGoogleアカウントからシートにアクセスさせ、作業を実行することが可能です。
ただ、操作部分はまだ精度的には不十分で、全然関係のない箇所をクリックしたり、同じ操作を繰り返したりすることがあるのでまだ学習待ちかも知れません。
AIエージェントの未来と可能性
jaceの活用事例を見てきたように、AIエージェントは私たちの生活や仕事を劇的に変える可能性を秘めています。jaceはまだ開発段階であり、完璧ではありません。しかし、既にいろいろな場面で実用性があり、これからの進化によって重要性が増していくと思います。
具体的には、以下のような未来が予想されます。
パーソナルアシスタントの高度化:
AIエージェントは、私たちのスケジュール管理、情報収集、旅行の手配など、あらゆるタスクを代行してくれるようになります。より個別最適化されたサービスを提供してくれるでしょう。ビジネスプロセスの自動化:
企業では、資料作成や調査の大半をAIエージェントがルーチンワークを自動化することで、業務効率が大幅に向上するでしょう。教育・医療分野への応用:
AIエージェントは、教育分野では個別最適化された学習支援を提供したり、医療分野では患者の状態をモニタリングし、適切なアドバイスを提供するなど、様々な分野で活躍することが期待されます。
もちろん、AIエージェントの進化に伴い、倫理的な問題やプライバシーに関する懸念も浮上すると思います。AIエージェント用に作成したアカウントによって、自動的に情報漏洩しているなどのリスクが考えられます。情報管理や運用は慎重に行う必要があります。
まとめ
この記事では、AIエージェントとは何か、そして実際に触れるAIエージェント「jace」の特徴、使い方、活用事例について解説しました。
jaceは、まだ開発初期段階ではありますが、従来のLLMを超える可能性を秘めています。特別な知識や経験を持たない人でも、簡単にメールの自動作成、情報収集、資料作成など、様々なタスクを自動化することができるようになります。
私自身も初めて製品化されたAIエージェントを触ってみたのですが、今までのツールとしてのAIというよりも、従業員とかに近い印象を持ちました。多くの人が利用することで、この分野も成長していくと思いますので、興味のある方はぜひウェイトリストに登録してjaceに触れてみていただきたいと思いました。
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