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今3D技術が熱い🔥『Tripo AI』で変わる3D制作の新常識

こんにちは!AI-Bridge Labのせいやです!

「テキストや画像を入力するだけで、簡単に3Dモデルを作れるツールがある」って聞いたら、ちょっと気になりませんか?
これまでの3Dモデルの作成といえば、専用のソフトウェアを使ったり、ある程度の専門知識やスキルが必要だったりと、敷居が高いものでした。

ただ、『Tripo AI』はそんな常識を覆す画期的なツールとして人気です。
このツールは、手間のかかる作業を省き、文字や画像から必要な情報を読み取って、瞬時に3Dモデルを生成するという優れた機能を持っています。

今回は、ゲーム制作や建築デザイン、さらには3Dプリントなど多岐にわたる分野で活用可能な革新的ツール『Tripo AI』をご紹介します。


Tripo AIとは?

Tripo AIは、テキストプロンプトや画像を入力するだけで、数秒で高品質な3Dモデルを生成できるAIツールです。
リアルなテクスチャとメッシュ、リギング機能(🔽用語解説)など、クリエイターにとっても嬉しい機能が搭載されています。

主な特徴と機能

1. 即時3Dモデル生成

  • テキストまたは画像を入力後、数十秒〜数分でモデル生成。

  • 例: 「空飛ぶクジラ」や「蝶の羽を持つ少女」といった具体的なプロンプトでも正確に対応。

2. PBRマテリアルの自動適用

  • 高品質なマテリアル(色、光沢、透明度、反射などを定義するデータ)を自動で適用し、3Dモデルをよりリアルに仕上げます。

  • 初期アイデアがスムーズに高精細な3Dモデルへ進化し、制作プロセスの効率化を実現してくれます。

3.リギングとアニメーション機能

  • 全身の人体モデルであれば、数種類の動作から自動的にアニメーションを生成してくれます。

  • モデルの魅力を引き立て、視覚的なインパクトを倍増させることで、リアルで魅力的な表現を実現します。

4. 多様な出力形式

  • GLB(glTF)形式やFBX形式でエクスポート可能。

  • UnityやBlenderといった3Dソフトウェアとの互換性抜群です。

使い方

右上からログインできます。
赤枠に作りたい作品のイメージのプロンプトを入力します。
青枠でプロンプトを改善できます。緑枠で画像を差し込むことが可能です。
プロンプトから4つの候補を作ってくれます。
赤枠で作品を共有したり、お気に入り登録ができます。
青枠で、アニメーションをつけたり、スタイルの変更やカスタムができます。

画像を挿入して作成したもの

元画像と見比べてみても、かなりクオリティ高く仕上がっています。

スタイルの変更

ワンタッチで簡単にスタイル変更ができます。

アニメーション

赤枠内で走ったり、ジャンプしたり、色々なアニメーションを作成できます。(全12種類)

実際の活用例

1. 建設現場での設計・計画支援

  • 設計の可視化: 建設プロジェクトの初期段階で、設計図やイメージを基に3Dモデルを生成し、関係者間での共有や確認を容易にします。

  • 現場のシミュレーション: 生成した3Dモデルを活用して、建設現場のシミュレーションを行い、作業工程や配置計画を最適化します。

2.教育業界での活用

  • 視覚的教材の作成:Tripo 3Dツールを使用することで、複雑な概念や構造を視覚的に表現した教材を作成できます

  • 特別支援教育での活用:視覚や触覚を活用した教材を作成することで、特別支援教育の現場でも効果的に利用できます。例えば、視覚障害のある生徒向けに触覚教材を3Dプリントで作成することが可能です。

ゲーム業界での活用

  • メタバースやVRコンテンツの制作
    ゲーム業界だけでなく、メタバースやVRコンテンツの制作にもTripo AIは活用されています。ユーザーがインタラクティブな体験を求める中で、迅速に3D環境を構築できる能力は大きな利点です。

価格プランと注意点

無料プランでも毎月600クレジット配布される。
1生成25クレジットの消費なのでモデルは40回くらい作れます。

使用時の注意点

  • 3Dキャラを動かすためにスケルトンにしたり階層構造を確認するためのリギング機能はすべてのモデルに対応していないため、用途に合わせた確認が必要。

  • 商用利用については無料版でも認められているみたいです。(🔽Tripo AI公式Xから引用)ただ既存のアニメキャラなどの公式の作品に関しては著作権の問題が絡むので、随時確認した方が良さそうです。

まとめ

Tripo AIは、初心者でもプロのクリエイターのように直感的に使える、万能な3Dモデリングツールです。
短い作業時間で洗練された3Dモデルを作れるので、時間や予算が限られたプロジェクトにとって理想的な選択肢だなと感じました。

2025年は、3D技術の分野が今まで以上に盛り上がっていく年になるはずなので引き続き注目していきましょう!

AI-Bridge Labについて

AI-Bridge Labは、最新のAI技術とその活用方法について情報を発信し、企業のDX実現をサポートしています。AIを活用したソリューションや人材育成にご興味があれば、お気軽にご連絡ください!

メール:ai_business@doerstokyo.jp

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