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ぼくは対外的にパートナーを紹介する際には「つまさん」「かのじょ」と呼ぶ

どうも、えんどうです。

ぼくが毎日書いているnoteに度々登場してくれる(登場させている)妻さん。

そう、すでに結婚してから10年、付き合ってから考えるとさらに年数を重ねていながらも、「あなたはなんで結婚したの?」とか聞いてくる彼女です。

他にも、こんな感じに"書かせていただく"ことがあるのですが、今回はぼくが対外的に彼女のことを「妻さん」と呼称する理由について書こうと思います。

あ、そうそう。最近は怒られるのでシリーズ物を書くことをやっていないのですが、#我が家の妻さんが述べました( #我が家の嫁が述べました )って題名でシリーズ的に書いてたりします。(これ、当初は「嫁」って書いてるんですよね...)

理由は決して難しいことでもなんでもなく、以下の通りなので「以上、おわり。」となってしまうのですが...

嫁は「自分の子どもの配偶者」

嫁は、ぼくの親からみた妻さんのことです。

自分に置き換えると自分の子どもの配偶者ができたなら、それを「嫁」と呼称するのが正式な使い方です。

巷では転職をする人がパートナーからの猛烈な反対にあったことで内定を辞退する「嫁ブロック」なんて言い方がありますが、正式な言い方をするのであれば、これは間違いです。

すでに自分の子どもに配偶者がいて、その人が自分の転職に反対してきて、さらにその意思を尊重し、汲み取った結果として転職先からもらった内定を辞退するのであれば合っていますが、そんな状況あり得ますか。

ギリギリ反対されるまではあるとしましょう。

でも、自分の子供の配偶者に反対をされたからという理由で内定を辞退するような人がいるとは到底思えません。中にはいるかもしれませんが、多数派にはなり得ないでしょう。

そんなわけで、いわゆる「嫁ブロック」は「妻ブロック」となります。

もちろん、意味が通じればいいのだとする人もいるでしょうし、その意味合いもわかってはいるので口うるさく指摘するのかといえばしませんよ。

ただ、自分が使うのかといったら「ことばは正確に使いたい」と思っているため、ぼくは使いません。「あぁ、間違ってるなぁ」ぐらいには思ってたりしますけど。

奥さんや細君もなんだか違う

それでいうと「奥さん」なんてのも使いやすそうですが、奥さんってのは「奥方様」からきているもので、武家屋敷の女性が暮らす奥まったところを「奥方(おくがた)」と呼称します。「奥の間」とかもそうですね。

そこに暮らす人、つまりは身分のある人の妻を敬って「奥方さま」とか「奥さま」なんて呼称をするわけですし、何より「他人の配偶者」に向けて使うことばだったりするので、これも違う。

自分の妻を「奥さん」と呼ぶのは明らかにおかしいでしょう。いったい、誰のことを呼称しているのか...と不安や焦りが生まれてきてしまいます。

また、「細君」なんていい方もありますね。

こちらは他人、特に「親しい人」に向けて自分の配偶者を紹介する際に使ったり、同輩以下の者の妻を指してつかったりするそうです。(後者は調べて知りました。)

「うちの細君がさぁ...」といった具合でしょうか。

呼びませんね。細君って「サイくん」って受け取れてしまうので、我が家の子どもたちが喜んでしまいます。

なので、細君も使いたくはない。

あとは「家内」とか。

彼女は別にずっと自宅にいる専業主婦ではありませんし、「うちの家内が...」って家の中って意味を二つ続けて使うみたいで気持ちが悪い...。

こうなってくると選択肢はありません。

「彼女」or「妻さん」で確定

適切な使い方をしようとすると「妻」となるわけですが、「妻」って単語だけで済ませるのはどうも気が引けてしまう。気恥ずかしい気もします。

可能な限り穏便にというか、やんわりと軟着陸させたいじゃないですか。

「うちの妻が...」とか堂々といえちゃうぐらいに威厳のあるというか権威性を持っている人間ならいいのかもしれませんが、そんなものはこれっぽっちもありません。

となると、これで決まりです。

「彼女」か「妻さん」。このどちらも使います。逆にこれしかありません。

文章を書く際に「彼女」と書くと、婚姻関係のないパートナーのことを指すと捉えられるので、「妻さん」と書くようにしていますが、面と向かって話したり口頭で話す際に、文脈的に通じる場面であれば「彼女」と表現することもあります。

これにしてからは、ずいぶんと配偶者の呼称で詰まることがなくなりましたね。

それまではなんというべきなのかを真剣に悩んでいたので、話す中で紹介しなければならない場面で懸命にことばを選んでました。おかげで他人からすると意味のわからないところで詰まる変な人間だと思われたことでしょう。

別に構わないのですが、自分の中で気持ち悪かったのです。

それが解消されて、すっかりスッキリしています。

というわけで、どうでもいい雑談でした。

ではでは。


えんどう

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