支援を受ける価値、というお話
#9 /23 スポーツビジネス系のイベント #スポーツの未来に僕たちができること を #新潟経営大学 で開催します。
※ 北野達也さん(Twitter Japan)の参加が諸般の都合によりキャンセルとなりました。ご了承いただけますよう、お願いいたします。
現在はその資金調達を目的としたクラウドファンディングの真っ最中で、資金調達具合は決して順調とはいえません。しかし、どんな結果であろうと『イベントは開催』いたします。はい、開催いたします。
もし、今回のクラウドファンディングにおける資金調達がうまくいかなかった場合...考えたくもありませんが!笑
そこから先はチケットとするのか、はたまたサイドクラウドファンディングで再挑戦するのか...それはまだわかりません。
いずれにしても、現在のクラウドファンディングを成立させることが当面の目標であり、必要条件です。それでなければ自費開催!
いや、それでも構わないかもしれませんが、現地でイベントの雰囲気や空気感を共に味わってくださる方がいないと盛り上がるものも盛り上がりませんから。
やっぱり来て欲しい。足を運んで来てもらいたい。そう考えています。
そこで、こんなにも苦しむ形になっているクラウドファンディングをなぜ選択したのか、という点を踏まえ、「なぜ、今回のイベントはチケットではなく、クラウドファンディングにしているのか」について書きます。
よくよく考えれば分かる通り、今回はイベントチケットの発行をして、純粋にイベントを開催するのではなく、クラウドファンディングという形で資金を調達してます。
イベントですから、チケットを発行し、参加したいと思う人たちだけにわかってもらい、金銭を支払ってもらった上で参加してもらえればいいといえます。
なぜクラウドファンディングのように、ワンクッション入れる形でイベント資金調達を目指した上で開催するのか。
今回のイベントが『つながり』から成立しているから。ただそれだけです。
ただそれだけですけど、それだからこそ信用を可視化するツールとして最も強い『お金』がきちんと集められるのかを実証するためでもあります。
今回のイベントでいえば「地方から日本をどうにか良くして行きたい」という本旨のもとで、岡部さんとTwitterで繋がったことから創出されています。
その根本的な『思い』を、果たしてきちんとお金に結びつけることができるのか。人から人に伝搬する過程を経てもなお、お金に替え、それを諸経費へ充てることが出来るのか。
それだけの価値があるのか。
それだけの価値があると説明できるのか。
それだけの価値を説明し納得してもらえるのか。
こういった点が非常に重要だと考えた末に『チケットイベントとしてではなくつながりの輪から成り立つイベント』にしたいという結論に至りました。
もちろん、簡単ではありません。むしろ、難しくてたまりません。
共感をしてくれる人がいたとしても、その思いが支援に繋がるとは決していえません。
支援の形は色々とあり、お金を支払うこともそうだし、イベントに対してサポートしてくれることもそうです。各種SNSで「いいね」や「ファボる」ことをはじめとしたシェアすることもすごくありがたい支援の形です。
その輪が広がって、無事に資金調達に容易に結びつくのかといえば、決してそうではありません。
それは自分の身に置き換えてみれば簡単に想像がつくことだと思います。
「いいと思うけど、別に自分がお金を払わなくても...」
こんな風に感じることは、街中で見かけた募金箱を持っている人の元へ駆けつけ、募金をするかしないかを判断する際と何ら変わりません。
そのあと一歩を踏み出すか、踏み出すだけの動機を与えられるかどうか。
その違いというか、敷居の高さというか、ハードルの高さは、一歩でしかないにも関わらず、信号待ちから踏み出すものと、とても深い谷を越えなければならない恐怖感を味わうのと同じぐらいに違います。
ただ、それを越え、支援をしてくださった方々には、この場を通じ、改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
その一歩を越え、ともにイベント開催を喜び勇んでくださる方を増やせるよう、是非、一緒に頑張っていきましょう!
ちょっとでも応援したいと思ってくださる方!是非一緒にやりましょう!
その『ともに喜び勇める』場を提供できることが、唯一、ぼくに許された提供することのできる価値なのかもしれません。