子どもたちと共に、今日から #妙高ワーケーション です。
どうも、ゑんどうです。
タイトルの通りなのですが、今日から #妙高ワーケーション に親子で向かいます。
ワーケーションとは、workとvacationを掛け合わせた造語で、一般社団法人日本ワーケーション協会ではワーケーションを「場所を変えて豊かに暮らし働く手段」と定義づけています。
言葉としては、2020年以降テレワークやリモートワークが強い市民権を得たことにより、フリーランスを中心に働き方の自由度を高める方法として一気に認知され出した印象ですがどうでしょう。(調べません)
ボク自身も在宅で仕事を行うフリーランスであり、働く場所に関しては自由度の高い側の人間ではあることを重々承知のうえで、子どもたちと共に出かけるワーケーションを激推ししています。
今日は、なぜ、ボクが親子でのワーケーションを激推ししているのかを書いていこうと思いますので、少しでもワーケーションに興味と関心がある方は読み進めてみてください。
また、以前にもワーケーションに関するnoteを書いていますし、関連したイベント登壇した際のnoteも貼っておくので、興味がある方はお読みいただけるとうれしいです。
仕事と生活を切り離せないからこそ遠くへいこう
ボクがフリーランスとして本格的に在宅ワークに振り切ろうと思ったのは、長男くんが学校に行きづらい状態、いわゆる #不登校 になったから。
ボクや妻さんとしては、彼が学校に行けるのであれば行って欲しいとは思いつつ、それで苦しい思いをするのであれば「自宅にいることができる」って選択肢を提供することをしてあげよう、という趣旨からです。
ここから言えることは、ボクが仕事をする場所と自宅にいることを前提にしている長男くんと生活をする場所が切り離せない。
一見すると不利で不遇な状況のようにも思えますが、ボクにとってこの状況は足枷ではなく、むしろ選択肢を広げることになると思えました。
いくら不登校だからといっても、彼は部屋に引き篭もりながら心を閉ざしているわけではありません。むしろ、パッと見では登校生と何ら変わりはない、その辺にいる児童です。
ただ、彼なりの理由があって学校という場所に行くことができないだけ。
だとしたら、ボクの就労状況に問題がなければ、どこへ連れ立ったとしても何ら問題はありません。学校に行けないのであれば、学校以外の場所でできる体験や経験をすればいいのです。
だったら、自宅だけでなく他の場所でも仕事をしに出かければいいだけですし、出かけた先での出会いや体験といった経験資産を蓄えに行くだけ。
仕事と生活の場所を切り離せないのであれば、自分たちが外に出ていけばいい。そう考えています。
親子ワーケーションは子どもへの"投資"である
ボクは旅行であるvacationとワーケーション workcationとは別物だと考えています。
旅行は旅行で家族全員で目一杯たのしむものですし、ワーケーションは仕事をする場所を自宅から外に変えているだけで、本質的には自宅にいて仕事をすることと何ら変わりはありません。
ただ、近隣のカフェやコワーキングスペースで仕事をするのとは違ってくるのが物理的な距離。
これまでに大阪や東京、石川などに子どもを連れてワーケーション的な文脈で出かけてきましたが、そこここへ向かう際の交通機関を利用した移動時間が生じます。
ボクは通勤時間が嫌いマンで、カイシャインとして働いている時にも通勤時間に自動車を運転することによって何もできない時間が生まれることに大きなストレスを感じていました。
おまけに、同じ市町村内を移動するのに片道30分もかかって、往復で60分、渋滞時には90分なんてこともあるわけで、この時間が非常にもったいなく、嫌で仕方ありませんでした。
ところが、ワーケーションだとわかっていて移動する時間は、子どもと一緒に景色の変化を確認したり、あーでもないこーでもないと様々な話をしながら過ごせるため、非常に意義のある時間にすることができています。
また、遠い土地にいき、見知らぬ人たちと出会い、その人たちとの時間を共有することによって、ボクだけでなく彼らにとっての「関係人口」が増えることになります。
まだ小さい彼らには、妙高がどこだとか石川や東京がどこなのかといった地理的な認識はないのかもしれませんが、少なくともその土地で出会った人たちのことを覚えていたりするわけです。
旅行では、明確にやりたいことのために享楽に興じることが目的ですから、消費であろうことは重々承知しています。しかし、ワーケーションの場合は彼らの関係人口を創出することも目的に含まれるため、投資だと言えるでしょう。
大人っぽい姿を目にしてもらえる多くはない機会
また、これは本当にオマケでしかありませんが、その土地に出かけていき、ボクが他の大人たちと一緒になってミーティングをしたり、仕事の話をする姿を見てもらえる機会であると認識しています。
もちろん、自宅で隣に座りながらミーティングの様子をチラチラと伺っていることもありますし、カタカタと忙しそうにしている様子も見ているから「仕事をしている姿」を目にすることは少なくありません。
ただ、ポイントは他の大人たちと一緒になって話し合いをしたり、議論をする様子を自宅から物理的に離れた場所で行っていることと、対人関係における近距離でやっている点です。
大人同士が真剣に話し合う姿って、ボクが小学生の頃には見たことがありません。会議などの場には子どもたちが参加することがありませんし、何ならボクの両親はそば屋を営んでいましたから、基本的には接客をしています。
対等なビジネスなどの商談を目にする機会はまったくありませんでしたし、そういった場面を目にしたことがある子どもたちは決して多くはないでしょう。
そんな意味でも、自宅でのカタカタしたり、画面越しにワイワイとする姿ではなく、対面しながら真剣に、時には談笑も交えながら話している、大人っぽい姿を目にしてもらえる機会を設けることができることは非常に意義があるのではないかと思っていたりします。
これはボクの感想ですが。
おわりに
今回のワーケーションには、長男くんだけでなく次男くんも一緒です。というか、そもそもワーケーションのような形で連れ立っていくには、次男くんも一緒に行かなければなりません。
普段は自宅にボクもいますし、長男くんもいるため、彼は帰ってくる場所が用意されていますが、ボクと長男くんが出かけてしまったら、次男くんは帰ってくることができなくなってしまいます。
ただ、昨年も参加した妙高ワーケーションには、彼らが「いきたい」と熱望しているものだったりするのですが、それは昨年参加した際に同年代の子どもたちが参加してくれていて、それこそ関係を築けたことが大きかったみたいです。
昨年の帰り道に「また妙高に来たい!」と言いながら車中で寝た姿は、かわいすぎるために忘れることなどできません。
そんな約束を叶えることも今回のワーケーションにおける目的の一つだったりするわけです。
そんなわけで、行ってきます。
ではでは。
ゑんどう(@ryosuke_endo)
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