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日本代表がドイツ代表に勝ったけどリアルタイムでは見れないからABEMAに感謝してる

はじめに

…すごいね。勝ったね。勝っちゃったね。サッカーの日本代表がカタールで開催されてるW杯の本大会で、Jリーグ創設のモデルにしたドイツ代表に勝っちゃったもんだから、歴史的にもすばらしい快挙。

ぼくのサッカーとの歴史なんて高が知れているのだが、93年にサッカーなんて大して興味のないであろう父親がリアルタイムの中継を見ていて、翌日には「負けたぞ」と残念そうに言っていたのが始まりだ。

初めてW杯に出場を決めた試合も、本大会での初ゴールも見てきたし、日韓で開催されたW杯の試合だってリアルタイムで見てた。日本がW杯に出れなかったことの空気感から、出ることが当然のような空気感への変遷自体を存分に味わってきた。

サッカーがきっかけになってスポーツ業界で仕事をしようと思ったし、実際に仕事をしてきたのだけど、いま、ケツをまくって全く関係のない仕事をしている立場になってみて明らかに熱量は下がった。

リアルタイムでサッカーの試合を眠い目を擦りながら見るような自己犠牲を払うことは一切なくなってしまったのだ。しかも、今回のドイツ代表との試合は22:00kickoffと明らかに起きていられる時間帯だったにも関わらずだ。

どうしてリアルタイムで見ようと思えなくなったのか。ABEMAが全試合を配信してくれるからに他ならない。今回はそんな話をしていこうと思う。

はじめましての方から頻繁に起こしいただく方まで、ようこそ。
どうも、ゑんどう @ryosuke_endo です。

リアルタイムで見るよりも日常生活

年齢を重ねてしまったこともあるだろうし、子どもたちとの生活を優先したい気持ちも重なっていることも間違いなくある。

22:00が決して遅い時間だとは思わないが、ぼくの生活、我が家の生活時間からすると非常に遅い時間帯になってしまう。

我が家の子どもたちは21:00には就寝をする。長男くんが生まれて以降、ぼくや妻さんの生活時間もそれに合わせており、21:00以降が本番だと言える大人の時間は深夜から早朝にかけての時間帯へと変更された。

いま、ぼくが起床する時間は03:00~03:30の時間帯で、この時間帯であれば誰からも連絡を受けることもなければ、誰から話しかけられることもなく粛々と作業や業務にあたることができる。

このnoteを書くのだってこの時間帯に、つまり単独独走できる時間帯にカタカタと書いている。

この早めに就寝してお爺さんのような時間帯に起床する生活スタイルを崩してまで視聴したいものがあるのかと言えば、そんなものはない。

いくら歴史的に勝利を果たした試合であったとしても、自身の生活時間を削ってまでリアルタイムで視聴したいのかと言ったら「いや、別に…」なんて具合に冷めた物言いをしてしまいたくなるようなものでしかない。

スポーツが好きな人たち、スポーツの価値を高く評価していた人たちの一員であったからこそ「スポーツの力はすごい」みたいな言説には理解をするものの、それほど大した力はないこともわかってしまっている。

スポーツには大きな魅力があるのは間違いないだろう。リアルタイムで勝負の行方がわからない中で応援する対象が汗をかきながら必死に闘う姿には感動を覚えるし、勝利や敗北の瞬間には感動が上下左右に揺さぶられる。

空間エンターテイメントとして非常に優れているものだと実感してきたし、今でもその考えに変化があるわけではない。ただし、現地に赴くことができたり、現地で空気感を含めて味わえることができるのであれば…だ。

いくらリアルタイムでの視聴が肝で、その空気感や即時性に価値があるといっても、一つの動画コンテンツであることに変わりはない。他の動画コンテンツと比較し、感情的にも余剰時間を埋める上で優位にあると判断されたから視聴されるのであって、優位に立てないのであれば視聴されない。

言ってしまえば、どうでもいいYouTuberの垂れ流す動画コンテンツと何ら大差のない価値しかないのである。今、ぼくにとってスポーツのリアルタイム観戦は、その程度でしかない。

画面越しにしか視聴できない、視聴しないのであれば生活上の優先順位は圧倒的に低くなる対象でしかないのである。

ABEMAでの視聴体験がすばらしい

今回、リアルタイムでの観戦をやめておこうと思えた理由の一つにABEMAの視聴体験がすばらしいこともあると断言できる。

これまでリアルタイムでの視聴などは、どこかの地上波をはじめとしたテレビ画面での視聴が前提だった。もちろん、ネット上での視聴も可能ではあったが、どうも視聴体験がよろしくなかったのをよく覚えている。

しかし、今回のABEMAはアプリ内で視聴できるわけだが、これがまた非常に良い視聴体験を提供してくれており、この視聴体験があるからこそ、後回しにしようと思える事態に陥っているのは否めない。

一体、いくら注ぎ込んだのかが気になって仕方ないが、一説によると全64試合の無料生中継をするためにABEMAが支払った放映権料は200億だと推定されていたりするが、それを回収する見込みがあるのかないのかは正直に言ってどうでもいい。

そうやって投資することに踏み切ったことに合わせ、それまでの試聴体験を乗り越えるためのインフラ整備も行い、今日の視聴体験に至っていることを思うと、感慨深い気持ちになる。

ライターのよっぴー氏の「道玄坂の〜みぃどりの会社デェぇす!」はインターネット老人会というか、インターネット好きな人たちには有名な話だが、そんなイキリ散らかしている人たちが在籍する、顔面採用があるということを隠しもしない緑の会社から飛び出したABEMAって動画視聴アプリが200億を投下してW杯を視聴させてくれるだなんて…

ちなみに、ぼくはリアルタイムで視聴していたとして、そのハラハラドキドキとする時間が好きな方ではある。好きな方ではあるからこそ、スポーツが好きなのかもしれない。

ただ、今回のドイツ戦、ダイジェストでしかみてない。いや、ABEMAのダイジェストの切り方というか時間編集も含めて絶妙なのである。

2分とか3分の短尺ダイジェストではなく、7分ぐらいの時間を確保する必要のあるダイジェストなのだ。この7分って時間が本当に絶妙で、さも自分がしっかりと視聴したかのような勘違いをさせてくれるのだ。

試しに他の試合をダイジェスト版で視聴してみてほしい。しっかりと観戦をした気分に浸らせてくれる内容になっているから。もう、それを視聴しただけで試合を全て観戦したかのような満足感が生じてくる。

この辺りも含めて視聴体験がしっかり整えてきているのだから、道玄坂の緑の会社から派生したABEMAってアプリに関わる利害関係者のみなさん、素晴らしい仕事をしてくれてありがとう。

おわりに

そんなわけで、結局、ぼくはこの記事を書くことによって何を書きたかったのかというと「どうげんざかのぉ〜、みぃどリィの会社デェぇぇエス!」を紹介したかっただけだ。

ぼくはこの動画をたまにみて元気になろうとする。

ちょっと気味の悪い行動のように思えるかもしれないが、その辺のエナジードリンクを飲むよりもコスパが高いので試してほしい。

ちょっと気合を入れようかな、なんて時に上記のよっぴーさんがTwitterで投稿している動画を視聴するのだ。

あら不思議、それまで気にしていた問題や課題などがどうでも良く思えてくるほどに元気になるではないか。

おそらく、2度目3度目と試聴を繰り返すたびに、あなたは「道玄坂のぉ〜」から一緒に口走り始めるはずだ。まるで好きな歌手のサビを口ずさむが如く。

ではでは。

ゑんどう

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