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健康で長生きをしたいとは思いますが、お金がかかることも事実ですよね

どうも、えんどう @ryosuke_endo です。

##なに書いたのか
今年は世界中に感染症の恐ろしさや、衛生対策、保険・医療機関へのリスペクトなど「健康」にまつわる一切について、老若男女を問わずに意識する一年になっていると実感していますが、そんなことから健康と長生きとお金について。

平均寿命・平均余命

厚生労働省が出している『生命表』によれば、1947年には50歳代だった平均寿命が、2020年7月31日に厚生労働省が発表した2019年の平均寿命は男性81.41歳、女性87.45歳と前年に比べそれぞれ0.16歳、0.13歳延びています。

平均寿命は、平均余命からの逆算的な数字です。平均余命とは、0歳の時点から何年生きられるのかを記すもので、平均寿命は2019年や1947年に亡くなった人の年齢を平均したもの、ではないのです。

平均余命は、同じく『生命表』の中に5歳ごとに余命を記載してくれています。これによると35歳男性の平均余命は47.18年なので、統計上ボクの年齢は少なくとも50年近くは余命があることになります。

ただ、あくまでも統計上の平均なので、必ずしもその年齢まで生きられる保証はありませんので、注意してくだい。あくまでも事実を記載しているだけで、個人ごとの真実を記載しているわけではないのです。

0歳の平均余命は、生まれたばかりの人はあと81年生きることが統計上は出ていることになりますが、それが5年になってしまう人もいれば、100歳を超える人もいる中での平均値が記載してあることを意識する必要があります。

もし興味がある人は、厚生労働省のサイトへ訪問の上で眺めてみてください。

長生きは健康であること、健康であることは...

仮に平均余命が今後も伸び続けたとすると、それはつまり「長生きすること」になります。ボクもそうですし、大半の人は「長生きに条件」をつけるのではないでしょうか。

その条件は、おそらく「健康」でしょう。

長く生きたところで、病院のベッドに長く寝転がっていなければならないような状態で年齢を重ねていたいとは思えません。誰かの手を借りなければ生きながらえない状態になることも望んでなりたいのかといえば、そうではありません。

また、年齢を重ねた際に、誰の手も借りられないほどに人間関係が乏しくなってしまった自分をみたくない、と言い換えることもできそうです。

そこで、寿命に対して「健康寿命」なんて言葉がWHOの提唱により生まれてます。平均寿命から寝たきりや介護状態の年数を差し引いたものをいう、要は“自立した状態での余命年数”のことです。

ただ、健康でい続けられることは望ましい状態ではありますが、同時に健康でい続けるためには食事や住居などの生活費が必要であることを意味します。

老後2,000万円問題、だなんて社会的な問題意識が啓発されたことも記憶に新しい人も多いでしょう。

そもそも2,000万円なんて金額の試算根拠は、夫65歳、妻60歳の時点で夫婦ともに無職で、30年後(夫95歳、妻90歳)まで夫婦ともに健在で、年金を受給したとしても毎月5.5万円の赤字になると試算した結果として出された金額です。

その生活費の試算は総務省が行っている「家計調査」から算出されているもので、むやみやたらに計算して出されているものではありませんから、それなりに信憑性があるものとして受け取る必要があるでしょう。

ここでボクが言いたいのは、生きながらえる以上はお金がかかることは少なからずとも事実である、なんてことです。

科学的に老化が延伸できることも証明されて...

歳を重ねても、結局は仕事をやり続けられるだけの肉体と精神力が必要になるのかな、と希望なのか絶望なのかはわかりませんが、とにかくそんな感情を抱いているのが正直なところです。

そんなボクに向けて、朗報なのか悲報なのか、ハーバード大学医学大学院の教授で、老化研究の第一人者であるデビッド・A・シンクレア氏が「老いのない肉体」を手に入れられる、とする研究結果を出し、それを書籍として紹介されています。

書籍内で述べられていることは「老い」は「病気である」ということと、それらの根拠となる情報を丁寧に生命科学の知識がないボクにでも理解できるよう、丁寧に散りばめてくれています。

少し厚目の本ですが、読む人によっては希望を抱く人もいるでしょう。

少なくとも、老いを遅らせることによってお金がかかることには変わりはないので、ボクとしては希望なのか絶望なのかの判断がどうもつけられません。

長生きをするためにお金を稼ぎ続けなければなりませんが、その稼ぎ方は40年後にどんなことが必要になっているのかを想像することが難しいからです。

となると、「いま」をとにかく必死に取り組みつつ、将来の自分が先細りするような事態を招かないような取り組みが必要になってきますから、ワクワクなのかドキドキなのか。。

みなさんはどうですか?ご意見ください。

それでは、また!

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ゑんどう ≒ 遠藤 涼介
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