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求人の提出書類に「推薦文」や「他己紹介」を書いてもらうのって有効なんじゃないか

どうも、えんどうです。

ボクはいわゆる新卒での就職活動をしたことがありません。学校を卒業するのと同時に個人事業主として仕事をしはじめたのが理由ですが、結局は転職活動をしているので一緒なんですかね。

転職活動も初期段階では信頼のおける人に声をかけ、推薦や紹介をしてもらったりすることもあったため、自力で転職活動って形で自分を開拓しはじめたのは30歳を越えてからですね。

転々としてきたのですが、その分、いろいろと見れている気がします。

最近になって採用関連にも関わるようになっているのもあり、考えはじめたのが「推薦文」や「他己紹介」。

履歴書や職務経歴書だけでない求める提出書類の一つとして、それらがあった方が書類だけの提出かもしれないけど信憑性があるんじゃないの、なんて雑談です。

履歴や経歴だけでない側面を知りたい

履歴書には卒業した学校から職歴、賞罰に資格といった具合に人生におけるログを記載します。

それがいいとか悪いってことではなくて、企業側としては労働者名簿ってのを保管する義務がありますし、わざわざ名簿を作らずとも履歴書を提出してもらえば、それを保管するだけで済みます。

ところが他にも必要な個人情報ってのがあったりする物だから、結局はシステムや書類上に記載した上で保管しているってのが多くの中規模・小規模事業者の実態ではないでしょうかね。

また、職務経歴書には職歴がある人がこれまでの経歴とやってきたことや意識していた何かを記載して、自分を売り込むための提案書みたいなものです。

これ、どちらにしても書いているのは当人なんですよね。

たとえば嘘を書こうと思えば嘘を書けちゃったりしますし、面接でもそれを基にして嘘を述べられちゃったりするじゃないですか。

採用なんかの実務に携わっている人たちは共感してくれるかもしれないのですが、それって本当なのかどうかは基本的に性善説に立って信用するしかありません。良くも悪くも。

だから、それとは異なる視点から応募者のことを知りたかったりします。

推薦者は簡単には見つけられない

自分のことを推薦してくれる人って、なかなか簡単に見つかるものではありません。むしろ、簡単に見つけられると思っている人がいるとしたら、考えを改めるべきです。

なぜなら、自分のことを推薦してもらうってことは、つまりは推薦者に責任が生じることになるからで、変な人間を推薦してしまうことは推薦者の社会的な評価や評判を落としてしまうことにつながります。

だから頼む方も慎重になる必要がありますし、頼まれる方も身構えざるをえない。それが「他己紹介」や「推薦文」だったりします。

繰り返しになりますが、だからこそ簡単には見つかりませんし、見つけられたとしても容易に書きはじめられる物でもありません。

だからこそ、企業への就職や転職なんかの際には新卒だろうが中途だろうが関係なく、その人のことが履歴や経歴だけでなく判断する良き素材になるのだと言えるんじゃないかな、なんて思っているんですね。

「他者からの信頼」を評価指標にもできるんじゃないか

実際、これを求職者に求める企業はありますし、有名どころでいえば「株式会社ほぼ日」でしょうか。

推薦状を提出してもらうことによって、その人がどんな人と交友があって、推薦者の方とどんな関係を育んでいるのかを知ることによって、「こんな人なら一緒に働いてみたい」とか「一度、話してみたいな」といった前向きな感情を抱くことができるようになるかもしれません。

いずれにせよ、この推薦文って取り組みは「ある程度の規模の組織」じゃないと意味がないかというと全くそんなことはなくて、どんな規模の会社であろうと、いまは人手が欲しいわけですし、採用活動を行う中ではできる限りアンマッチやミスマッチをなくしていきたいと考えています。

そんなミスマッチやアンマッチを減らす方法の一つとして「推薦文」や「他己紹介」を採用するってのは十分に実利を得る可能性があると言えるのではないでしょうかね。

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ボクも過去に書いていただいた経験があるのですが、読ませていただき本当にうれしく、また、誇らしく思った物です。

受けた企業では採用されませんでしたが、もし仮に採用されていたとしたら家族以外にも踏ん張らなければならない理由の一つに推薦者の方の顔や声が思い起こされるんだろうな、と強く思った物です。

断られた経験もありますが、それは自分の不甲斐なさを実感する機会にもなりますし、結果として「他社からの評価」を気にする機会にもなるのではないでしょうか。

誰にとっても工数がかるので浸透するのは難しいかもしれませんが、いい取り組みだと思うのですよ。

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ってことで、今回はこんなところで。

ではでは。


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ゑんどう ≒ 遠藤 涼介
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