2019年に書いたnoteの上位記事とこれから
振り返りではないのですが、多くをお読みいただいた記事と、それを書いた経緯や理由を補足として書きました。そして、最後にはこれからの更新について書きましたので、ご笑覧ください。
今年も一年、お世話になりました。
息子を泣かしてしまった
ちょっとした悪ふざけのつもりでした息子への言葉がけが、結果的に彼の「こころ」を大きく傷つける結果になってしまい、ものすごく後悔した話なのですが、同時に最後に妻から発せられ、ぼくに浴びせられた言葉がこの事案に対して物語るのに一番早いものかもしれません。
同時に、内容をお読みいただいた方の中には、不快感を得た方もいらっしゃったようで、コメント欄に否定的なコメントを頂戴することにもなりました。息子との関係自体は、決して悪いものではないのですが、確かにこの記事はそれを不安にさせるような内容だったかもしれません。
「同調」と「協調」って違いますよね?
同調と協調は似たような言葉だけど、決して「同じもの」ではないよなぁ…と考えたところから書いた記事です。
ぼくは過去に不登校になった時期があるのですが、そこで両親が「受け入れてくれた」のは、まだ救いでした。日本のように学校のような閉じられた環境で弾かれ、逃げ出した際に自宅でも逃げ道を塞がれてしまった場合、ぼくは居場所がなくなってしまいます。
結局、自分以外の人間は他人であり、考え方を共有したり、共感したりすることはできても、まったく同一の考え方を抱くだなんてできないものです。日本的な教育が画一的・均一的な人材を育むことに主眼を置いていたところからどう変化を起こせるのかが、息子と生活をする身としては非常に気になるところです。
新潟⇆千葉のホーム&アウェイ開催...か
#スポみら と題したスポーツを軸にして(人との出会いや交流の)機会の提供をする目的とした活動で、2019年2月に新潟県出身で当時、千葉ジェッツふなばしの社長であった島田慎二さんと、千葉県出身でアルビレックス新潟の社長を務めている是永大輔さんの初対談となる機会をイベントとして主催しました。
その経緯について、Twitterでのやりとりを引用しながら紹介した記事なのですが、イベント自体も、それまでに開催してきた中で最も集客できたイベントとなりました。その根底にあるのは、両チームのファンの存在であり、そこに対してきちんと向き合っているお二人の姿勢があるのだと実感した次第です。
本音と建前という言葉がキライ
成人になってからよく耳にし、耳にするたびに違和感を抱いてきた言葉でもあります。ぼくは良くも悪くも、正直であるがために得をしてきたこともあれば、損をしてきたこともあるのですが、気持ちとしては、正直であることに対して素直であることを貫いてきたがために、これを平然と言ってしまう人に対してどうしても不信感を抱いてしまうのです。
もちろん、それを使ってしまう、言ってしまう状況があるのは理解できますし、それを納得できないわけでもありません。人と接する上でも、こんな風に言葉を重ねるにしても、正直に接する態度こそが、何よりも大切なのだと感じています。
手足口病の猛威
子どもが保育園などの社会的な環境に足を運ぶようになると、「社会的な」というだけあり、多くの「人」と接する機会が増えます。それはぼくと妻が職場に出向くのと同じではあるのですが、異なるのは彼らとぼくや妻とでは根本的な免疫力。幼い彼らは即座に感染症などを罹患しては、家族であるぼくたちに対してプレゼントしてくれるのです。
仕方がないことだといえますが、手足口病は口の中にも湿疹ができ、特に手足口病は、そのネーミングから見ると信じられないぐらいに曲者なわけです。授乳中の子どもは口に湿疹ができているために飲むことができないし、おっぱいを飲めないから寝れない…という悪循環に陥ってしまうのです。その辛さを綴った記事でした。
"無意識"に相手を苦しめているかもしれない
ぼくがnoteを書いてきた中で、一番初めに公式編集部に取り上げてもらった上に、継続的に読まれ続けている記事でもあります。記事自体は2018年の6月に書いたものなので、随分と長く読まれ続けているのですが、その理由は、自分の行動に心当たりがある人がいるのが大きな理由かもしれません。
ここでは「多様性」について触れているのですが、多様性を受け入れることは、多様性に対して受け入れられない人も受け入れる器量が必要のものです。それは見方によっては冷たい人間の態度なのかもしれませんが、「そもそも人間は他人をすべて理解できる訳ではない」前提に立たなければできない思考なのかもしれません。
これからの更新について
2019年は1年間すべての日で記事を投稿してきたため、1日も休むことなく書き続けました。個人的な理念を掲げた行動に関するログや紹介、告知などもあれば、自身初の入院期間をすべて記事にしてもきました。メンタル的な不調になり、タイピングが進まない時もありましたし、気分がノリにのって記事を書き溜められることもありました。
明日からは2020年です。
今のところは「毎日更新する」気持ちは変えておりません。ただ、生き方や生活のスタイルが変わってくるため、その変化に対してどんな風に考えるのかはわかりません。
もしかしたら毎日の更新をやめてしまうかもしれませんし、継続するかもしれません。
どちらにせよ、ぼくはnoteを書くようになってから「考えられる機会」が増えましたし、語彙を増やす機会にもなりました。書くためには、その分、文章を読むようになりましたし、元々好きだった本を読むのも、余計に大切な時間となりました。
そのため、今後も書き続けていくのは変わりがないと思います。
これまで読んでくださっていた方々には、改めまして感謝申し上げます。本当にありがとうございます!
また引き続き、2020年もよろしくお願いいたします。