「普通の会社員」だって「いいな」と思えるよ
どうも、えんどう @ryosuke_endo です。
「株式会社〇〇の創業」や「ベンチャー企業複数の立ち上げに関わる」「大型Exitも経験」みたいな状況や状態とは無縁のまま人生を終えそうですが、そんな大層なことなくともいいよね、なんてお話を書きます。
##なに書いた(要約)
・目立とうとしなくていい
・普通の会社員だっておもしろい
・イロモノを目指さないんだよ
イケイケの経営者やキラキラの会社員じゃなくてもいい
ここ最近、特にTwitterの中でキラキラとした人たちが増えてきたなぁ...という印象です。テキストの世界へキラキラと感情を刺激するような文言を散りばめつつ、ある程度の論理的な発信を繰り返してはフォロワーを増やす人たちです。
それが悪いとはいいません。むしろ、個人が発信できるようになっていることの証左で、優秀な人が可視化されることは日本の中で自己肯定感が増えることにも繋がるのかな、と思っていたりします。
でも、全員が全員、そうではあるべきだとは思いませんから、それを閲覧している人たちが煽りを受けて背伸びをし始めたり、明らかに無理そうな態度や姿勢になるのは避けてもらいたいな、とも思うのです。
イケイケやキラキラって目立つし、声が大きく見える(SNS上での拡散やコメント数などが多くなればなるほどに視認しやすくなる)ので、気になってしまいますよね。
それに、真似すると承認欲求を満たすことにもつながりそうなので、ついつい手を伸ばし、爪先を伸ばし、背を伸ばそうとする人が増えてしまうのも心情的には理解できます。
それが承認欲求ならいいのですが、承認不安だったとしたらいくら埋めても満たされることはありませんから注意したいところです。
身の丈、なんて言葉がありますが、自分自身の身の丈って把握するとずいぶんと楽になるものですから、なるべく自分自身を理解することをオススメします。
普通の会社員をやっていてよかったな
ボクは「意識低い系」を標榜しています。「所属組織に貢献したくない」とか「自堕落な態度をとる」なんて意味ではなく、こう、なんていうかギラギラとした意識高い系の人たちとは一線を画したいって願望からなのです。
いわゆる「普通の人らしい生活」というか、「普通に生活を送ること」って割とすごいことだと思うのです。なんだろう、平均値だとか標準偏差の真ん中を取れるって、それはそれで立派なことなのだとボクは思っています。
会社員って、個人では請け負えないような規模の仕事を他人と手を取りながらできるって点に魅力があります。
おそらくキラキラしたいと思ってしまう人たちは、そんな規模の大きい仕事を自分の名前で取ってこれるようになりたいと願っているのでしょうし、そうなるべく発信を繰り返しているのだろうことは予想できます。
ただ、個人で請け負えるだけの技量があるのであれば、もうとっくに来ているのだと思うのです。オファーみたいなやつが。
「まだ発信が足りないから」だとか「これから伸ばすために...」みたいな向上心は大事でしょうし、それを維持し続けて取り組めることも素晴らしいと思います。
なかなか真似のできることではありません。
それでもボクは会社員をやっていてよかったと思いますし、自分だけでは手の届かないような組織と、組織体組織の付き合いをできることには大きな魅力を感じ続けています。
ましてや、それを普段の生活では一切交わることのない人たちと一緒にあんって取り組めることにだって大きな魅力を感じていますし、そんなことが続くことが上手くいくことによって、その組織の名前が知られ、さらに売上が上がって...みたいな流れを実感するとうれしくなります。
そんな瞬間には「会社員っていいな」なんて思ったりするのです。
イロモノにならなくてもいい
目立とうとすることも悪いことではありませんし、目立つことによって業界や界隈にとって有名人になれたりしますから、そこから仕事に直接的にも間接的にもつながることだって期待できるでしょう。
だけど背伸びしてまでやり続けることなのかっていうと、少し疑問です。
上で「承認不安は満たそうとしても満たされない」なんて書きましたが、憧れを持つこと自体は悪いことでもなんでもありませんが、他人への最適化を繰り返したところで「自分自身の満足」を把握してなかったら、結局、幸福度なんて上がりはしません。
おそらく、自分の中に「なにをしたら嬉しいと感じるのか」や「なにをしているときに喜べるのか」ってことを明確にできていないから他人に対しての最適化を図ることで自分の立ち位置を把握したいのではないでしょうか。
他人への最適化って、いくら繰り返しても他人への最適化出会って自分への最適化ではないんですよね。
わざわざ自分からイロモノにならなくてもいいのだと思いますし、ボクとしてはそうすべきではないですよ、とアドバイスを求められたら述べていたりします。
まぁ、意識低い系なので聞いてもらえるのかって言ったら微妙な気がするのですが...!
そんなボクも、徳力さんの書籍内に「普通の人」事例として扱われてたりしますから、SNSにおける普通の人運用を意識していきたい人は手に取って読んでいただけるといいかな、と!
チビチビと続けてやっと1000を超えたりしてます。やっぱり、継続するってのは大事なのかな、なんて思う次第です。