愛と幸せについて
映画が好きです。
と言っても
年間300本以上観るだとか
映画を観た後は意見交換をするだとか
そんな事はなくて。
時間がある時には観るし
観たい映画があれば1人で映画館に足を運ぶし
まぁ普通の人が普通に好きっていうレベルの「好き」
若い頃は外国の映画ばかり観てた時期もあったけど
歳を重ねた今は邦画ばかり観ています。
なんていうか、お恥ずかしい話
字幕の文字を追うのがすごく疲れるようになってしまって
それと、日本映画の繊細さや言葉選びの難しさ
そして日本語の美しさに改めて気づいて
っていうのが理由のひとつだったりします。
そんな中でも
どうにも生きるのが下手で
好きな人には好きになって貰えない
歯がゆさやもどかしさを抱えながら生きる普通の人の物語を描く今泉力哉監督の映画が好きです。
今泉監督が描く人物は
みんな生きるのが下手で、そしてとても不器用。
ほんとうはみんなこうだよ
私もそうだよ
醜い部分や傷や
背負ってるものをうまく隠しながら
生きようとする人たち
そんな人たちがとても愛おしい
きっとそれは自分と同じだから。
今泉監督の作品に登場するあなたは、あなたたちは
きっと私。
そんなあなたや、あなたたち
不器用だけれど愛おしい
明日からまた
一緒に歩きませんか?
人生ってきっとそんな事の繰り返し
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