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外国の方と同じ部屋に泊まって気づくこと
インドネシア駐在の終わりが近づいてきました。
インドネシア語で会話に入るのもある程度違和感なくなってくるほどには、
上達してきたことと、ローカルスタッフからも信頼を得てきたことで、
ローカルスタッフの旅行に招待されて、行ってきました。
自分としても30年近く生きてきて、外国の方と同じ部屋に泊まるのは初めての経験だったので、気づきを残しておきたいと思います。
旅行の経緯、概略
元々ローカルスタッフと何かしら出かけられたらいいなーと思っていて、
アピールをしていたらついに誘ってもらいました。
年齢層が高いグループで、
ほぼ50代、一部マネージャーの人が43歳、あとは31歳の人が一人でした。
バンドゥンへの旅で、10人規模。
あまり喋ったことのないスタッフも10人ほどいました。
旅行の企画はローカルスタッフが全てやってくれており、
自分はゲストとして参加する形でしたので、
特にインドネシアの方のスタンダードを知るには良い機会だったと思います。
気づき(旅行スケジュール編)
割と詳細はきまっておらず、自由な旅でした。
集合時間もバラバラで、
遅れても何も言われない形でした。
2泊3日でしたが、
アクティビティは山登りくらいで、
あとはご飯食べてばかりの旅でした。
アクティビティ欠席する方もおり、
それを咎める人もいないという形で、
日本の社員旅行に比べて
「縛られない」ことが特徴かなと思いました。
役職の関係性
これは外資系の会社は皆そうなのかもしれませんが、
基本年齢ではなく、役職によって判断しています。
インドネシアでは男性に向けて、
若者にはMas
年長者にはBapak
をつけて呼びますが、
年齢関係なく、役職が上の人にはBapakを付けられており、
50くらいのおじさんがMas呼ばわりされていたので、
驚きました。。
年長者を敬う文化がないわけではありませんが、
それよりも役職が大事というのは、
海外で働くときには意識しておくべきかもしれません。
生活の違い
インドネシア人はイスラム教の方が多く、
私もイスラム教の方と一緒に宿泊させていただきました。
彼らはやはりトイレを水でいちいちあらうので、
トイレが濡れておりました。。
![](https://assets.st-note.com/img/1667106980972-eKs5ynekQX.jpg?width=1200)
私たちから考えると便座が濡れているのは、
あまり清潔ではないなという感覚がしますが、
彼らにとっては濡れていない=洗っていないので、
綺麗ではないのでしょう。
また朝のお祈りがあるため、
4時には起きてお祈りされています。
これは情報としては知っていても、
やはり実感するとすごいなと思いました。。
まとめ
上記思いついたことをつらつらと書いてみました。
もちろん「人による差異」というのはありますが、
海外の生活で感じる傾向性はあるなと実感します。
日本人の中でお互いの違いを感じて違和感をもってしまうことも、
日本でありましたが、
思い切って異文化に飛び込んでみると、
日本人同士の違いは大きくないなと感じます。
同時に、「日本人」としてみられている、という自我の拡張を感じました。