立ち止まれば世界が残像
最近に始まったことではないが、一日経つのが早い。流れる景色をぼーっと電車の車窓から眺めているかのよう。
1分1秒が残像となって過ぎ去っていく。
人が多く歩き交わしている都会の街をみてふと思った。
「みんな平等なんだよなぁ…。」
みんな与えられた平等な時間の中で各々の時間を使っている。仕事をしている人もいれば、自分みたいに仕事休みで街を歩いている人。
「今」と言う場所で生きている。それを感じたときなぜか自分は置いてけぼりを感じてしまった。隣りの芝は青く見えるというやつか。
都会ですれ違う人々は全くの赤の他人であり、もう一生すれ違うことも見ることもない人なのに、勝手に羨ましく思えてしまった。
「この人にも幸せがあって今があるんだろうなぁ」
自分は幸せでないと言いたいわけではないが、そんなことを考えてしまう。
今の晴れない曇り空のような気持ちをどうにかしたい。そこが根本にあるんだろなと自分でも分かっている。
今日は新しい財布と香水を買った。香水に関しては初めての試みである為、気持ちが高揚している。また自分の日常に違った彩を加えることの楽しみを見つけた。
このちょっとした幸福がいつか大きく動いていくことを夢に見て今日も何か行動をしてみる。
時間の流れに置いてかれないように、後悔のないように。
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