QOLと経済的自由〜資本主義社会で生きる〜

①はじめに

QOLが高い状態とは?と聞かれたときに自分の場合、「好きな時に好きなことをやれる状態」というのが一つ思い浮かびます。

ただ、現実は一日最低8時間労働で、時間があまりなく、もらった給料も生活費でほとんど消えていき・・・という方が多いのではないでしょうか。自分もまさにその一人でした。

給料が上がり収入が増えたとしても、結婚や子育てなどで支出は指数関数的に上がっていき、一生これが続いていくのかな・・と考えるとQOLが高い状態を維持できる自信がありませんでした。

そこで今のうちから準備して、将来的な経済的自由を求めたいと思い、本、WEB、SNSなどでインプットを大量しながら、行動してきました。その結果、まだまだ経済的自由までは遠い道のりですが、1年かからずして、収入2.5倍、資本を数千万もつことができました。

経済的自由を手に入れるには、資本主義国家の日本において、まず資本主義の仕組みを理解した上で、行動していくことが重要になってくると考えております。

この記事ではこれまで自身がインプットしたことや経験を元に「資本主義社会で経済的自由を手に入れるための考え方」を伝えたいと思います。


②2種類の資本について考える


個人にとっての総資本は、人的資本、金融資本の2種類に分けて考えることができます。また、これらの関係性は下記の式で表すことができます。

総資本=人的資本+金融資本
人的資本=労働力
金融資本=金融資産(現金、株など)+不動産+年金資産+その他財産など

つまり、個人の総資本を増やすには人的資本か金融資本を増やすしかないということです。

次項からはそれぞれの増やし方をもう少し考えていきたいと思います。

③人的資本の増やし方


まず、人的資本を大きくしていかないと、金融資本を大きくするのに時間がかかってしまいます。

どうやったら人的資本を増やすことができるのかというと、方法は主に下記です。

①昇給、昇進
―スキルを上げる、成果を上げる、評価される人材になる、

②転職
―給与水準が高い業界、業種、企業への就職を狙う

③副業
―バイトもいいが、時間の切り売りではなく、個の力で稼ぐ

④起業
 ―他人の資本を利用し、収益事業を立ち上げる

④金融資本の増やし方

ゼロ金利時代のこのご時世に銀行への預金だけだと、10年経っても元本とほぼ変わらない状態です。

現金の価値が変わらないならまだしも、アベノミクスによる金融緩和により、インフレ化していき、現金の価値が目減りしていくと予想されます。

また、最近取り上げられているMMT理論という経済理論により、資本を持つ人がさらに資本をもちやすい世の中になってきております。

そんな中、将来の経済予想に合わせて、現金ではなく金融資本を持ち、資本が資本を生む状態を作ることが、経済的自由を手に入れるには不可欠と考えております。

それでは、どうやったら、サラリーマンでも金融資本を増やせるかというと、方法は主に下記です。

① 株、投資信託(金融資本)
―NISA、長期投資、S&P500インデックスファンドなど

②不動産
―サラリーマンの信用力を利用し、レバレッジを効かせて一気に資本を持つことができる
  ※自分はまず半住半投の考え方で、実需不動産を持ちました。(別の記事で詳しく触れます。)

③ideco,DC(年金)
―堅実な老後資金対策になる

④相続
 ―個人にとっては外的環境が大きすぎますが、大きな資本が手に入れば株、不動産で運用し、さらに有利な立場で増やすことができます。

⑤おわりに


今回は、資本主義社会の中で経済的自由を手に入れるための考え、人的資本、金融資本の増やし方について、簡単にお伝えさせていただきましたが、それぞれの考え方や体験についてはまた別の記事で細かくお伝えしていければと思います。