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「人物を撮っている」ことを念頭に、「なぜラバーなのか」質感を適切に表現する。

いまやラバーウェアを纏った人物の写真を見ることは珍しいことではありません。
ハリウッドや国際的に活躍するモデル、著名人がパーティー/セレモニーウェアとして身に着け注目を浴びる、いわゆる「アイキャッチ」要素としている光景をよく見かけますね。

ただ、改めて「なんでラバーなの?」という視点で見ると、そこに必然性はほとんどありません。単に珍しく面白いから「目立つ洋服」という程度の認識にしか感じ取ることはできません。
これは、マニアックな趣味などのシーンでも同様に感じるようになりました。まあ、それはテーマではないので割愛します。

今回のテーマは、端的に人物を撮るなら人物が美しく見えるように撮ろう。ラバーウェアを素材に撮るならその質感や特殊性をしっかり表現しよう。
そういう話です。

ラバーは特殊な素材感があるので、それを纏った人を撮ればそれなりに面白い趣に写ります。ただ、人物写真として撮るのであれば見た目が面白いとかではなく、そもそも肖像として綺麗に撮るべきでしょう。
少なくともモデルは自分の表情が綺麗に写されていることを望むと思います。マスクで顔が隠れていても目や口が露出しているなら表情は読み取れます。

また、ラバーウェアという素材の質感や世界観を理解していない撮影者にありがちなのが、まるで素材の特徴を無視した仕上がりにしてしまうという点で、これはだいぶ深刻です。
せっかくそれを選んだなら、それがどういうものか/質感/魅力/特殊性など伝わるように撮るべきでしょう。むしろその性質を表現する努力をしないことは最悪です。

こういう観点から、DOCTRINEではラバーを単なる滑稽な賑やかしとは捉えず、意味があり選ばれた衣裳だと捉えています。
そして、それが肖像であるならば可能な限り綺麗に魅力的に撮れるよう努力したいとも考えて作品作りに臨んでいます。
もう5年以上(2023年時点)これを専門に活動していますので一日之長はあると考えています。

もし、ラバーを衣裳や世界観のテーマとして作品作りをしたいと考えている人がいれば、タイアップや共作なども可能なのでどうぞ!


HBC Photo Studio Akasaka
Photo by Seraph.M/©DOCTRINE
Model:kana
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