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Dr.Uのミュンヘン留学日記 #7 Wise (TransferWise)で海外送金してみた 2020.4.27

Guten Tag!  Dr.U@初めてオンラインレクチャーしてみた です。

日本全国に緊急事態宣言が出されているため、飲み会はおろか講演会、勉強会など多人数で集まることができない状況が続いています。我々のチームにも4月から新しいスタッフが加わったので、知識や方針の共有をするべくZOOMを使ってオンラインレクチャーをしてみました。

初めてやってみた感想は「思っていたより良かった」です。ただし、オンライン特有の問題もありましたので、機会があればオンラインレクチャーについても記事を書きたいと思います。

さて、今回はミュンヘンの部屋の家賃、敷金を海外送金したことについて書きます。


TransferWise

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皆さんは外国の銀行口座に外貨を送金したことがありますでしょうか?

ネットショッピングが普及した現在でも、国際的な仕事や大企業の経理関係でもない限り、海外送金の経験がある人は少ないのではないでしょうか。

私もこれまでに海外の学会出張や海外旅行、ホームステイをしたことがありましたが、直接海外の銀行口座へ現金を送金したことはありませんでした。

海外送金するのにまず何から始めればいいんだろう?? 

そしていつも通り、ネットの力を借りることに。

海外送金の方法をネットで検索すると、まず目についたのがこの "TransferWise" というサービスでした。実際、口コミもよかったですし、私も使ってみた感想は""sehr gut"でした。


IBAN?  Swift?

前回の #6 日本でミュンヘンの部屋を探してみた で書いたとおり、ミュンヘンの部屋を"Mr.Lodge"を介して契約する際に、初月分の家賃(monthly rent)と敷金(security deposit)を直接大家さんの口座に振り込むよう担当者から依頼がありました。

そのときに、Mr.Lodge担当者からメールで送られてきた大家さんの口座情報は以下の4つでした。

・Accountholder

・Bank

・IBAN

・Swift/BIC

Accountholderの横には人の名前が書いてありましたので、これは大家さんの名前、つまり銀行口座の氏名だということはすぐにわかりました。またBankの横には○○kasseと記載してありましたのでこれも文字通り銀行名でしょう。

問題は"IBAN"、"Swift/BIC"です・・・。

想像するに銀行口座番号のことなのでしょうが、2つあるのはなぜ??

またまたネットで調べます。(ネットがない時代に留学した諸先輩方はどうやって情報を入手したのでしょうか、先人は偉大だなぁと感嘆するばかりです)

WikipediaでIBANとSwiftについて調べると、以下のように書いてありました(4つともwikipedeiaからの引用です)

IBANコード(英語: International Bank Account Number)とは、銀行口座について、所在国、支店、口座番号を特定するための国際標準である。
2008年1月現在では欧州を中心とする約41か国で使用されている。IBANの登録機関は国際銀行間通信協会(SWIFT)であり、登録簿の内容はSWIFTのウェブサイトで確認できる。
IBANは、最大34文字のアルファベット・数字からなる。最初の2文字はISO 3166-1 アルファベット2文字国名コードであり、次の2文字はチェックディジットである。その後の部分(最大30文字)は国内の銀行口座番号であり、BBAN(Basic Bank Account Number)と呼ばれる。BBANの書式は国によって異なるが、その文字数は国ごとに決められている。
SWIFTコード(スウィフトコード)、SWIFTアドレスないしはBICコードとして知られ、銀行間の決済、特に国際決済に使用されている。コードは8文字か11文字で構成されている。4文字 - 金融機関コード、2文字 - ISO国名略号、2文字 - 所在地コード、3文字 - 支店コード、任意付与('XXX'は本店)

つまり、IBAN、Swift(BIC)はどちらも国、金融機関、口座番号を特定するための番号で、国際送金の際に相手の銀行口座を特定する番号と考えてよいようです。より簡潔にまとめると「国際的な銀行口座番号」という感じでしょうか。


TransferWise:初回送金だけは数日かかる

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話がそれてしまいましたので、TransferWiseに戻りましょう。TransferWiseのお金の流れを簡単に説明すると、私がtransferWiseにお金を振り込む → TransferWiseが大家さんにお金を振り込むという形になります

これからTransferWiseで海外送金する方に知っておいて欲しいことは、TransferWiseはすばやく海外送金が可能なサービスですが、初回の振り込みだけは数日時間がかかるということです。なぜかというと初回送金のときだけ、オフラインの手続きが必要だからです。

まずインターネットでTransferWiseのアカウントを作成します。そして身分証明の書類を提示し(確かネットでアップロードだったと思います)、登録住所確認のためTransferWiseからの郵送物を自宅で受け取る必要があります

この郵送物を受け取るのに数日かかりました。ただし、この住所確認さえ終われば、すぐにオンラインで大家さんのドイツの銀行口座に無事入金できました。


TransferWiseを使ってみた感想は、総じてアカウント開設から送金まで非常に簡単にできました。SNS、インターネットを日頃使っている人にとってはなんの支障もなく送金できるのではないでしょうか。

2回目以降の送金はオンラインのみですぐ完結できたので、これから海外留学へ行かれる方は日本にいる間にアカウント開設、住所登録(郵便物受け取り)まで済ませておくことをおすすめします


以上、「TransferWiseで海外送金してみた」でした。

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