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【Blender】色やテクスチャをNode Wranglerを使ってリッチに編集する
4K,8Kモニタとどんどん高解像度の映像が表示できるようになってきた.ということは,作り手にもフォトリアル,リッチなレンダリングが要求される.美しいレンダリングのためにテクスチャやマテリアルの編集作業が必要であることは承知していました.Blenderには,Node Wranglerなるマテリアルのビジュアル編集できる便利アドオンが存在することも知ってました.にもかかわらず,面倒くさそう・難しそうということで逃げてました.ぐすんっ.
そんな中,非常にわかりやすくNode Wranglerの使い方を解説した動画を見つけました!こちらです.後光が差しています.
今までのように,ただ人がやっていることを眺めているだけではダメだということで,この動画を見ながら実際に手を動かしてみました.
Blenderの標準で利用できる色・テクスチャ編集のための便利アドオンNode Wranglerのサンプルモデルを残しておこうと思います.
動画を見ながら作成したBlenderファイルを本記事に掲載することを快諾下さったSphere Cube様,ありがとうございます!
この例では,n角形の数式
|yー√3x|+|y+√3x|+2|y|=n
を用いて,六角形(n=6)のテクスチャをNode Wranglerで作成したものです.

Node Wranglerを持ちいれば,大きさや太さなどがパラメータ値をスライドさせることで,容易に変更できる.
めちゃくちゃ便利じゃないですか!?
このような六角形の構造は,高い剛性を確保しながら,軽量化を図ることが可能なので,ハニカム構造と呼ばれて実社会において多く利用されている.
こういったテクスチャや断面を作成するサンプルがあれば,今後,3Dで高層建築物や橋梁などのモデリングに役立ていることができる〜.うれしいな〜.
Sphere Cube様から承認を得ましたので,Blenderのサンプルモデルをみんなで共有しましょ.
ゲームのマップ作成時にも即使えますよね!