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すごいぞ.AIメロディー生成ツール!
凄すぎる!FlowMachinesというソニーCSL(ソニーコンピュータサイエンス研究所)が開発したメロディ生成アプリ.これまでの他のメロディ生成ツールに比べて,めちゃくちゃ自然でそのまま使えそうなフレーズがどんどん生成されます.
1.FlowMachinesで作成したもの
何はともあれ,AIで生成されたこのMIDIファイルを聞いてみて下さい.このセンスのない私が,iPadで1分で作成したものとは思えません!(ね?)
とりあえず,FlowMachinesアプリをiPadにインストールして,色々いじってみて下さい.めちゃくちゃ楽しいから!
2.パレットのジャンル
左側の欄にジャンルが並んでいるので,試しにJ-POPを選んでみます.
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すると色んなテンポ(BPM)の様々なコード進行のパレット(サンプルブロック)が現れますので,好きなテンポとコード進行のパレットを選択してOKボタンを押す.これを聞いているだけでも結構楽しいです.気に入ったのがあったら,いいね👍を押して印をつけておく.
3.Chord/Rhythm/Bassの編集
画面の上段に,メロディがDTMでおなじみのピアノロールとして表示され,下段は,Chord/Rhythm/Bassに応じてた表示になります.下帯部の左右の<や>を押すと,Chord/Rhythm/Bassが切り替わる.
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テンプレートとしてのコード進行が示されていますが,これをベースにどんどん自分なりに編集できるのです.これがいいですよね.全くの白紙から作るとなると大変ですが,何かサンプルが示されて,そこからちょこっと編集するというのは,とっても楽しいです.しかもボタンを押すだけ.
①右上のTempoボタンで,曲のテンポを変更できる.
②右上のKeyボタンで,曲のキーを上げ下げすることができる.
③中央左のEditボタンで,ピアノロールの音を編集できる.
④下段のChordボタンを用いて,任意の小節部のコードを変更できる.
⑤Bassのコードも変更できる.(つまり,分数コードも可能)
⑥Rhythm画面では,ドラムのステップシーケンサが下段に表示されるので,HH(ハイハット)/SD(スネアドラム)/BD(バスドラム)を編集できる.
⑦右上のInstrumentsボタンで,メロディ/コード/Bassの音源を変更できる.
⑧中央上部Composeボタンを押すたびに,AIがメロディを提案してくれる.そのたびに,左側のSong番号が増えてどんどんストックされていく.任意の小節ブロックをクリックしてアクティブ状態にすると,選択された小節部分のみ新たに提案してくれる.
⑨♪Drag&Dropボタンで,MIDIファイルとしてiPad内に保存されるので,Cubasis3で開くもよし,メールでPCに送るもよし.
楽しすぎて,あっと言う間に時間が過ぎてしまいます.
Macでのプラグイン版のリリースが待ち遠しくてしょうがないです.
ソニーCSL様,どうぞ宜しくお願い致します.