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DIY的なロボット工作時代です③

Arduinoって,何それ?おいしいの? でお馴染みの1万円以下,半日で作って遊べる電子工作時代に私たちは生きています.はい,電子工作の沼へようこそ.性懲りも無く,またまたロボットアームのおもちゃキットを紹介したいと思います.これ,なかなかの優れもので,先端がバケットだけでなく,UFOキャッチャーみたいに掴むヤツやマグネットに取り替えられるので長く遊べそうです.ものは試しと,早速,組み立ててみました.

これをマニュアル通り動かそうとするとRaspberry Piを購入して,OSをインストールして...とやることが多く,初めての人は挫折する可能性大です.

というわけで,Arduino互換マイコンのみ(拡張ボードは使いません)で簡単に動かす方法を試してみましたので,ご参考までにそのやり方を記事に残しておきます.

ラズパイの代わりにArduino互換マイコンボードを用います.ラズパイより安いですし,OSのインストールなんて必要ありません.オススメは,サーボモータが直接挿せる下記のKEYESTUDIOです.

メカニカルなキットの組み立ては,SunFounderのマニュアルを見てその通りに組み立てて下さい.
そしてサーボモータをKEYESTUDIOに直接挿す.
延長ジャンパー線を購入しておくといいです.

あとは,ポータブルUSB電源(別途準備)を接続すればOKです.
前稿(DIY的なロボット工作時代です①と②)を見て頂いて,そこに掲載してあるプログラムをArduino IDEを用いてKEYESTUDIOマイコンに組み込めば下のように動きます.

SunFounder+KEYESTUDIOマイコンでショベル駆動

プログラムは,とりあえず動かせるということを最優先したものにしています.ですので,Arduinoを少し勉強(ググれば)すれば,初期姿勢・可動角度範囲を変えてみたり,JoyPad(操作レバー)の操作フィーリングを調整つまり不感帯を設定したり,操作速度を変えてみたりと,ちょっとした制御/チューニング気分を味わえます.参考までにプログラムを載せておきます.

もちろん,Arduinoプログラムですので,何らかの操作を自動的に駆動させることも可能です.それを行うためにはRAPIROが参考になると思います.

鉄道だけがジオラママニアではなく,建設機械やロボットアームといった産業用機械の自動化工場なんていうジオラマも趣味として市民権を得る日が近い!?
だって,Factorio(Steamの工場シミュレーションゲーム)も大人気じゃないですか.また,別の沼に突入しそうな...


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