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DTM(パソコンの高額DAWソフト)に敬意を払いつつ...
ちょっとちょっと.どんどんDAWのソフトウェア価格が高くなってませんか?先日,Steinbergから40周年記念セール(2024年9月25日まで)として,Cubase 13 Proのメールが来ました.定価だと¥69,300なんですよ.それが50%引きの¥34,650.Cubase 12 Proを持っていたら,こちらも通常アップデート価格¥13,200が半額の¥6,600円.非常にありがたいところなのですが,私の心の準備と技術力が追いついていないのです...
新機能を見てみると,確かにミキサーの操作性やドラムエディター,コードパッドがより使い易そうになっている.
サンプルパックも増えている...
しかし,しかしですよ.プロでもない.ましてアマチュアと呼ぶにもしょぼい週末音楽好きという程度の私には,とりあえず現状で十分かと思ってしまうのです.(Cubase 12 Proでも使いこなせているとは,とても言えない)
まあ,卵が先か鶏が先か問題?
上達するには,自分に投資して,より良い道具で自身を追い込むことが必要だという意見もあるとは思うのですが,それをプレッシャーに感じて,楽しめなくなっては本末転倒.
DTMを始めると,ギター/ベース/ドラムなどのプラグイン音源がどんどん欲しくなる.音楽理論も分かっていない私は作曲支援ソフトも数種類取り揃えてと.
DTMは,ソフトウェアだけじゃないんです.
MIDIキーボード,コンデンサマイク,オーディオインターフェース,大きなモニター,トラックボールマウス,ヘッドフォン...どんだけ〜
今回は,13へのアップデートを見送ることとしました.
そう決めたら,何だかほっとする自分がいました...
現在の環境でもっと楽しんでみようと思っています.
Cubase 12 Pro も私にとっては,宝の持ち腐れほどの素晴らしいソフトなのです.Steinbergさんに敬意を払いつつ.50周年に期待です.
今から10年後には,DAWを触っているのだろうか?
iPhoneに保存されている曲を聴いた回数やYouTubeで聴いた音楽の好みをAIが学習して,口ずさんだ鼻歌の気分を分析して自動的に作曲された曲が流れてくるのだろうか.
これは,音楽業界にとってのディストピア?
個人にとってはユートピアなのか?
お風呂ソニック,布団に仕込まれた膜が震えて,肌で感じる音楽.脳に直接電極信号を与えるヒーリング音楽...
ちょっと怖い妄想が浮かんでくる.
パソコンでDAWを操作して,作曲まがいのことをしていた時代が懐かしいと思う時代がいずれやってくるのだろうか.
形は変わるかもしれない.
でも,人は音楽から一生離れることはできない.
だから,人それぞれの,今できる音楽の楽しみ方でいいじゃない,ねっ.