3Dプリンタ活用 ④超音波カッター. ぜひ使ってみて.
3Dプリンター,花盛りですよね.少なくとも私的には,めちゃくちゃバズってます.どハマりです.「そんな小物は,100均に売ってるじゃない」と言われるかもしれませんが,それでも自分で作ってみたいじゃありませんか.ねっ!?
熱溶解積層方式(FDM)の3Dプリンタで,プリントしてみる.
積層でプリントされるので,サポート材やら突起物がどうしても付いてきてしまいます.そこで活躍するのが超音波カッター.
超音波カッターの代表的なものを2つ載せます.左がホビー用で,4万円くらいです.右が業務用で,高いものだと15万円くらいします.個人で使うにはとても手が出ません.
3Dプリントした成形物の表面をきれいにするのに,普通のカッターナイフ,彫刻刀,ホットナイフなど色々試してみました.普通のカッターでは,何度も怪我をしかけました.私の子供が小学生だった時に使っていた彫刻刀を拝借してみましたが,それなりに力が必要です(子供用だからなのか切れ味が良くない).ホットナイフは,ビニール紐を切ることが主な目的なので,ペン先が太く,細かい作業には向きません.
そんな中,『超音波カッター』を使ってみました.
3Dプリントされたヒゲや突起物を取り除く作業がめちゃくちゃ楽になりました.チーズをナイフで切っているように,何の力も入れる事なく,「スーッ」と怖いくらい切れていきます.
3Dプリントしたものだけでなく,他のプラスティック製品の成形もやってみました.
購入したプラスチック素材のルーズリーフバインダーの『テフレーヌ』化です.
ルーズリーフの見開き時の左側ページに書く時,リングに手が当たって書きづらい.そこで,中央部のリングをカットしてみることにしました.(すでにキングジム製の『テフレーヌ』という製品があります)
ニッパでカットするだけでは,どうしても手を置いた時に痛い.超音波カッターで表面を綺麗にカットすることによって,手を置いて書くことができるようになりました.
超音波カッター,一台あると本当に重宝します.
目に止まった家の中のプラスチック製品をカットしたくてうずうずする今日この頃です.
プラスチックの突起をカットしている時は,無心になれます.ストレス解消にもなります.オススメですよ.ぜひ.