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挑戦へのマインド〜ゲスト講演レポート〜

ドコモグループの事業創出プログラム「docomo STARTUP」の一環として、4/10にゲスト講演が開催されました。
最大約160名の社員の皆さんにご参加いただき、質問も絶えなかった講演内容をレポートしていきます!

ゲストスピーカー 笹原優子氏
株式会社NTTドコモ ライフスタイルイノベーション部長
株式会社ドコモ・ベンチャーズ 取締役

1995年にNTTドコモに入社しiモードサービスおよび対応端末の企画、サービス仕様策定にサービス立ち上げ時より従事。関西支社でiモードコンテンツ開拓に従事したのち、プロダクト部にて端末のラインナップおよびデザイン・UX戦略を策定。
留学を経て、2014年よりdocomo STARTUPプログラムの前身である「39works」「LAUNCH CHALLENGE」、「docomo academy」などのプログラムを運営。その後、2021年より株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ代表取締役社長を経て、現在は、ライフスタイルイノベーション部長としてコンシューマー向けのモビリティ、エネルギーなどのサービスの責任者を従事。


笹原さんからは、何かに挑戦していく上でのマインドについて語っていただきました。挑戦してみたいけど、なんだか一歩踏み出せない。そんな人の背中をそっと押してくれる素敵な講演内容をぜひ読んでいただければと思います。



講演内容①39Worksの立ち上げ

制度作りに力を入れすぎるのではなく、“やってみる”を合言葉に

39WorksはR&D組織の社員向けの新規事業創出プログラム(docomo STARTUPの前身)でしたが、ドコモ全社員向けに拡大、人事部の巻き込みなど、走りながら制度をつくっていきました。
新規事業ってなんだか高尚な感じがして、立ち入りにくい。
そんな人も興味があるならまずはやってみる、docomo STARTUPプログラムへチャレンジしてみてほしいです。

docomo STARTUPの前身39Works

楽しみながら創らないと

世のために、誰かが楽しくなる事業を生み出すなら、苦しみながらではなく自身も楽しみながらじゃないと、と思い、行動指針としてエベレスト「ヒャッホー」というのを掲げました。
高尾山でぜぇぜぇするのではなく、せっかくならエベレストで「ヒャッホー」と叫びながら、仲間と登山の楽しみを共有しながら登りたい、というような気持ちで(笑)


難しい言葉はわからなくていい、そのためのプログラム運営者

新規事業って難しいカタカナ言葉、英語が多い。
そのあたりの知識がまだないから、もう少し勉強してから。と思っている方いませんか?
そのための新規事業創出プログラム、運営者です。運営者を頼っていただければ全力で小さなことから大きなことまでサポートします。

docomo STARTUP公式X(旧Twitter)や本Noteへのコメントなど、些細な事でも気になることはなんでもご相談ください!
公式X(旧Twitter)へのリンクは記事最後へ。

docomo STARTUP運営者コメント


挑戦に年齢や役職は関係ない

新規事業は若い人が多い。そんな固定概念を持っている人いないでしょうか?
39Works (docomo STARTUPプログラムの前身)では過去に60歳でチャレンジされた方もいらっしゃいます。
39Works参加後は、所属組織にて起業家精神の展開など、新規事業創出のマインドを広めてくださっているようです。


講演内容②挑戦から得たこと

これまでとは違う環境に身をおくからこそみえるもの

26歳の時、今後のキャリアを見据え、ドコモ社外での副業として、
コンサルティング事業に携わりはじめました。
ドコモ社での環境とは全く異なる環境だったからこそ、
自分の強み、弱みを改めて客観視でき、自覚できました。
ドコモ社内ではありますが、このような新規事業プログラムへチャレンジすることは、いつもと違う環境に触れる機会としてもよいなと感じています。


社長への直談判で企画を創出

31歳の時に、育児休業者支援プログラムを創出しました。
当時は、自身の出産のときに制度を活用したい、という思いから企画を自身で作成し、社長へメール送付したことが始まりでした。
思いをもって提案にいくと聞いてもらえることもある、そこにメアドがあるから送ってみた、と同じで、新規事業創出もやれる環境があるならやってみればいい、という気持ちでよいと思います。


留学先で腹を括ってからのさらなる成長

39歳の時にMIT(マサチューセッツ工科大学)への留学を経験しましたが、英語が出来ず、入学前日のクラスメイトとのブランチで意気消沈。
英語ができない自分を受け入れ、助けてほしいとクラスメイトへメールを出しました。
最終的にはこの留学でのビジネスコンテストでセミファイナリストに選ばれるなど、急成長を遂げたものの、この経験から自分の弱みやできていないことを、きちんと周りに発信すれば、助けてくれる人がたくさんいることに改めて気づきました。

この留学で学んだ、今でも大切にしている言葉が2つあります。
Get out of your comfort zone.
快適なところから抜け出し、ストレッチする。
チャレンジしていくと、だんだん辛いこともできるようになっていく
自分のできる領域を増やしていくことが大事。

Perfect doesn’t exist.
完璧は存在しない。
もうこれでいっか、とすぐに行動するマインド、いい意味で肩の力が抜けた言葉でした。

これから挑戦する皆さんにもこの言葉を送ります。
Get out of your comfort zone.
Perfect doesn’t exist.
やってみるを楽しみましょう!


Q&A

ここからは講演後に行われたQ&Aも掲載していきます。

失敗の消化方法は?

落ち込んでいい時間を一定期間設定する、自分の失敗の原因をあえて振り返りにいって、
内省をしっかりする。
1日は落ち込みますが、1度はしっかり失敗を受け入れ向き合うようにしています。

留学のきっかけは?

30代後半は自分がこれまでやってきたことを体系化して理解したいという思いから、MBAには興味がありました。そこに追加して、当時は韓国やAppleも携帯事業に進出し始めていて、グローバルの観点もほしかった、という2点でした。
自身が携わるマーケットの先がどうなるかを踏まえてキャリアを選択していく、という流れです。

自分の力が圧倒的に不足しているときはどのように行動する?

周りと比べて自分は何がちがうのか、と冷静に分析してみます。


docomo STARTUPについて

「docomo STARTUP」は、ドコモグループ社員の皆様のアイデアを事業化するためのプログラムです。不確実性の高い領域に対し、スタートアップで用いられる「リーン・スタートアップ」の手法をベースに、アイデアの検証を行い、事業化を目指します。
新規事業の成功確率は1000分の3(センミツ)と言われており、検証を進める中で事業化を断念・撤退することの方が多いですが、同時にチャレンジしなければ成功もあり得ません。「docomo STARTUP」では、事業化にこだわりながら、チャレンジする人を最大限応援します。

3つのフェーズで構成される「docomo STARTUP」


「docomo STARTUP」は、新規事業のスキル・マインドを学ぶ「COLLEGE」、新規事業のアイデアを応募するコンテスト「CHALLENGE」、事業化の可能性が確認できた事業アイデアを育てていく「GROWTH」の3つで構成されます。
2024年度は「CHALLENGE」からプログラムを開始します。
現在の部署や業務に関係なく、0→1の新規事業創出に挑戦したい人、持っているアイデアで新規事業を創出したい人等、熱い想いをもった方々のご応募をお待ちしております。

【ドコモグループ社員のみなさまへ】

docomo STARTUP CHALLENGE(新規事業創出コンテスト)へ挑戦しませんか?

現在の部署や業務に関係なく、0→1の新規事業創出に挑戦したい人、持っているアイデアで新規事業を創出したい人等、熱い想いをもった方々のご応募をお待ちしております。

エントリーは2024年5月13日まで!
応募詳細など「docomo STARTUP」に関する情報は以下および社内報等にて発信しております。
ご質問などは、気軽にX(旧Twitter)等へコメントください!

docomo STARTUP公式HP

docomo STARTUP公式X(旧Twitter)


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