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「ガンダムUCはガンダムじゃない」理論について考える新婚生活とガンダムチャンネル
『機動戦士ガンダムUC』
福井晴敏によって書かれた小説作品で後にOVA・テレビアニメ化もされている。『逆シャア』から3年後を描いた本作品は旧シリーズ作の世界観を活かしつつシリーズ間の空白を埋めながらも、素晴らしいデザインの新機体や人情味あふれるキャラクター達を生み出した。また昨今のガンダムゲームでの活躍やMAD素材としても人気が出たことから、古参のガンダムを喜ばせただけでなく新規ファンの取り込みにも大成功したのである。
元ツイさんはどのクラスタに消されてしまったんだ…
この図解の『逆襲のシャア』が『UC』に置き換わりつつあるのだ。僕個人としては新陳代謝が起こって新しいファンが増えることはとても良いと思う。それにしても分かりやすいこの図。
しかし一方で“根強い”アンチが存在するのも『UC』の特徴だと感じる。特に富野信者にUCアンチは多いらしい。yahoo知恵袋で「UC アンチ」とか検索するといっぱい出て来る。そして富野信者はオールドタイプとかdisられて顔真っ赤にしてる。
ガンダムチャンネルと新婚生活
僕自身そんなアンチが気になってなんとなーく『ガンダムUC』を見逃していたが、Youtubeの「ガンダムチャンネル」が配信してくれたのでぼちぼち妻と一緒に観ている。毎週1話づつのペースで。もちろん『Z』『∀』も観せている。毎週1話づつのペースで。
アフィブログではないです
僕の中にいる「富野信者としての自分」「ガンダム知識早口で語りがちの自分」「未見のアニメを楽しむ自分」が1話見終わる毎に交互に登場し感想をペラペラと話し始める。次の日は『Z』観てあーだのこーだの、翌日は『UC』、翌々日は『∀』、週が明けては『Z』……
『UC』について否定的な意見を言う自分と、「デルタプラスかっけぇ〜!」と素直に楽しむ自分との間に苦しむ旦那を妻はいつも介助してくれている。
しかし、僕と出会ってからガンダムを見始めた我が妻は、旦那の穿った意見だけを聞き続けてしまい、ついに『UC』12話を見てこんなことを言い始めてしまった。
「ロニのヘルメット下向いただけで落ちるの、ご都合主義じゃない?」
UCアンチ誕生の瞬間だった。妻の中にも「未見のアニメを楽しむ自分」だけではないもう一つの人格「富野アニメって演出一つ一つに意図があってすごいよねって言いがちな自分」が芽生えつつあるのだ。
僕は…取り返しのつかないことをしてしまった…
近寄りたくないタイプのガノタ、こういうところで名ゼリフ引用しがち。
介助の結果
妻は元々オタクでゴリゴリの文系出身、僕のような国語ができなくて理系に行ったポンコツよりも遥かに言語力に優れており、感想戦では僕の言いたいことをよくわかってくれた上わかりやすく解してくれる。頭が上がらない。僕もコナン映画を一緒に観て楽しんでます。あの弾外さないシャアは何者ですか。
『UC』とその他のガンダムシリーズ、またその他のアニメ作品や映画などと比して、改めて『ガンダム』とは何が面白いのかを話すうちに、「UCアンチが本当に言いたいこと」について見えて来たので、それについては次回書いてみようと思います。
残りの『UC』はdアニメで観てきます。