旧統一教会、米国でも政界工作 絆固めたウォーターゲート事件(2023年10月13日、毎日新聞)
(複数のカルト宗教の源流となった金聖道、丁得恩、金百文(イスラエル修道院の創始者)まで遡れば、実態は)シャーマニズム化した基督教または基督教化したシャーマニズムが朝鮮半島から日本へ上陸してから半世紀以上を経て、昨日、自民党政権がやっと重い腰を上げましたが、(以前の記事でもふれた通り)アメリカでは特に共和党が旧統一教会(および、ワシントン・タイムズ紙をはじめ、様々な旧統一教会の関連団体・友好団体)と親しい関係を維持してきたことを、本日、毎日新聞があらためて報じています。
さて、(首相や大統領や国連事務総長を含む)国家や国際機関の中枢に居座る政治家を従えて世界を支配する野望を抱いた形跡もある文鮮明教祖は、豊臣秀吉が驚くかもしれないほど人心掌握術(一種のマインドコントロール)に長けていたようです。
尚、稀代の野心家も晩年はやや恍惚の人であったようです。
(上記の映像に記録されている通り、教祖は後継者指名を何とか書面(色紙)に認めたようですが、教祖の没後間もなく文享進氏(韓鶴子総裁の七男)は文国進氏(韓鶴子総裁の四男)と一緒に追放されました。)
憲法に明記された信教の自由を遵守し過ぎるあまり、危険な新宗教が次々と生まれるアメリカは(日本と並ぶ)カルト天国ですが
宗教と政治の統一を目指した文鮮明教祖が率いる旧統一教会が共和党に接近した歴史を振り返る上で、次の写真が最も頻繁に引用されます。
(尚、先の写真より前に(退任後、数年を経た)アイゼンハワー元大統領と並んで撮影された写真もあります。)
日本の右派や自民党に関する(上記の写真に対応する)写真も、昨年来、広く回覧されています。
以前の記事でもふれましたが、文鮮明教祖が脱税で有罪判決を受け収監されていた折に、岸信介元首相(自民党)はレーガン大統領(共和党)に教祖の釈放を求める書簡を届けました。
旧統一教会は反共を掲げて日米の保守勢力の懐へ入り込みましたが、文鮮明教祖が反米であったかどうかはよくわかりません。
一方、最晩年にお孫さんを連れて韓鶴子総裁、他と一緒に竹島(独島)へ上陸するくらい文鮮明教祖は反日であったことを、念のため、書き添えます。
尚、子沢山・孫沢山であることが原因かもしれませんが(世界平和統一家庭連合の名称には相応しくない)血で血を洗う韓流映画やドラマのような兄弟姉妹喧嘩・親子(母子)喧嘩の果てに追放された文亨進氏(韓鶴子総裁の七男)は、その後、米国を中心にサンクチュアリ教会(分派)を率いていますが、血は争えないのか、熱烈な MAGA(Make America Great Again)およびトランプ信奉者です。
2021年1月6日に発生した米連邦議会議事堂襲撃事件にも、郎党を引き連れ、馳せ参じました。
末尾に、文鮮明教祖が掲げた反共の御旗が方便に過ぎなかったことを(右派でも、左派でも)慧眼の持ち主は数十年も前に見抜いていたことを、再度、書き留めます。