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『事件が発生したのは7月8日でしたが、10日、私は天の声を聞いて目を覚ましました。』FRIDAYが報じた田中富広会長の本音@松濤および東京近郊(日曜礼拝、2022年7月17日および10月16日)

2022年7月17日 日曜礼拝(松濤本部)説教(田中富広会長)

日本全国の責任者ならびに先輩家庭の皆様、そして祝福家庭をはじめとした、全ての食口の皆様、こんにちは。

予想だにしない、前代未聞の惨劇が起きてから十日目を迎えました。改めて安倍晋三元首相に心からの哀悼の意を表するとともに、ご冥福をお祈りいたします。

(中略)

このたびの惨劇は、あらゆる意味で戦後最大の事件と言っても過言ではありません。地球規模の大きな衝撃が走りました。

そして、その犯人とされる容疑者が、私たち家庭連合と関係があると報じられた瞬間、本当に血の気が引きました。皆様も、「本当か?」と不安な時間を過ごされたことと思います。

時間の経過とともに、あらゆるメディアは、容疑者が恨んでいたとされる”特定の宗教団体”に注目するようになりました。そして、一部メディアで「旧統一教会」という言葉が出たとき、本部は緊張に包まれ、同時に容疑者との関係について確認に入ったのです。

事件が発生したのは七月八日(金)でしたが、十日、日曜日の午前三時頃、私は突然、天の声を聞いて目を覚ましました。「表に出なさい」とのことでした。

私は、「表に出る」とはどういうことだろうかと思慮し、「そうか、記者会見か......」という考えに至りました。そして、会見に臨む覚悟を決めたのです。

(後略)


冒頭に引用した日曜礼拝から3ヶ月ほど後、2022年10月16日に東京近郊の教会施設で行われた日曜礼拝で世界平和統一家庭連合の田中富広日本教会長は次のように語ったそうです。(残念ながら(今回)音声データは公開されていません。)

『(事件)当日、安倍元首相が銃弾に倒れたと聞いてショックを受けました。そして容疑者のお母さんが教会に所属しているということを知ってショックを受け、本当のターゲットはお母様(韓鶴子総裁)だったということを知り、さらに衝撃を受けました。人類の真の父母を銃弾のターゲットに定めてしまった。このような歴史的汚点を(日本が)持ってしまった。私たちは深く反省しなければなりません。』

2022年10月2日に放送されたNHKスペシャル「安倍元首相銃撃事件と旧統一教会 〜深層と波紋を追う〜」を含め、様々なテレビ・新聞・雑誌で山上容疑者は韓鶴子総裁を狙っていたが上手くいかなかったと報道されています。

日曜礼拝で田中会長は、更に、次のように語ったそうです。

山上容疑者は事件を起こす半年前に、韓国にいる私たちの教会員にメールを送っています。かつて奈良にいた青年部長です。(山上容疑者は、その教会員が)教会に通っていないことを願いながら、そして自分がやろうとすることに少しでも共鳴してくれることを願いながらメールを送りました。ところが (その教会員が)まだ教会にいるということを知った。「だったら、もういいです。」と、それ以降連絡はありません。でも、メールをしたということは、それぐらい心が通じていたということです。

この(山上)家庭はその教会員にだけ心を開くんです。その教会員が韓国にわたって、直後に(山上家の)長男が自殺をしました。もし、彼が韓国に行った後に、誰かが代わって(山上家に)向き合っていたら、今回の事件は起きなかったと私は確信しています。そういうことを思えば、捜査本部の結論はまだですが、(事件には)私たちの教団の姿勢が大きく絡んでいたことを否定できないと思っています。

この以前は奈良にいた青年部長は2022年10月2日に放送されたNHKスペシャル「安倍元首相銃撃事件と旧統一教会 〜深層と波紋を追う〜」の中でディレクターと記者が韓国でインタビューした容疑者の母が通っていた教会の元幹部の男性(現在は韓国在住)と同一人物ではないかと思われますが、この男性は次のように話したそうです。

山上徹也という人間は、統一教会が社会悪だということを心底信じて、自分の人生をかけて、それを成敗するために悩んでいた。どこかで決心したのだろう、確信したのだろう。

人生にも歴史にもタラレバはありませんが、コロナウイルスが世界中に蔓延することなく、韓鶴子総裁が引き続き定期的に来日していれば、安倍晋三元首相が狙撃されることはなかったかもしれません。また、山上容疑者が韓鶴子総裁に狙いを定めたままであれば、狙撃事件が発生したとしても、見方によっては、旧統一教会の内紛であり、政界を巻き込む大騒動に発展することはなかったかもしれません。1950年代末から蓄積した膿を一掃するために、この機会に、日本から撤収していただけないものでしょうか...


There's a special providence in the fall of a sparrow. (Hamlet Act 5 Scene 2)
雀が一羽落ちるのにも神の摂理が働いている。(ハムレット 第五幕 第二場)

Yet, not one of them (sparrows) will fall to the ground apart from the will of your Father. (Matthew 10:29)
しかし、一羽の雀でさえ貴方の父の許しがなければ地に落ちることはない。(マタイによる福音書 10章 29節)


さて、テレビや新聞や雑誌の情報源は殆どが元信者や脱会者のようです。現役信者から滅多に情報が漏洩しないのは、絆が固いからでしょうか、呪縛が解けないからでしょうか。

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