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【続】もらい事故?. . . 訪日した共和党議員団(に同行した旧統一教会・友好団体・関連団体の幹部)と2017年5月10日に自民党本部の会議室で面談した先生方

「裏金の問題も旧統一教会の問題も基本的には安倍派の問題なんで、安倍派の議員票を失いたくないという、これが総裁選の限界をみせつけられている感じがしますよね。」

小泉氏が想定外の混戦に持ち込まれた要因は、①「聖域なき規制改革」の目玉公約である「解雇規制の見直し」に批判が噴出し、小泉氏が主張をトーンダウンさせて迷走したこと、②選択的夫婦別姓への賛成姿勢が党員・党友の保守層に敬遠されたこと、③43歳の小泉氏の首相就任で世代交代の歯車が一気に進むことへの警戒感が50~60代の国会議員の間でくすぶっていること――があげられる。

(旧安倍派を含む)党内でも右寄りの保守票を取り込む必要があるためか、4代目(祖父は曽祖父の娘婿)の小泉進次郎衆議院議員が発言と修正を繰り返しながら勢いを失った結果、自民党総裁選挙の決選投票では2代目の石破茂衆議院議員と叩き上げの高市早苗経済安全保障担当大臣が争う可能性が高そうですが、立憲民主党の党首として再登板した野田佳彦衆議院議員に対峙するのは何方に...

https://www.jimin.jp/news/information/209036.html

逢沢一郎総裁選挙管理委長(中央左)を中心に
聴衆からの歓声に応える9人の総裁候補

さて、2週間ほど前に各総裁候補の推薦人に占める裏金議員(不記載議員)の一覧が掲載された東京新聞に

昨日は旧統一教会と袖触れ合った国会議員の一覧が掲載されました。

岸家・安倍家に近い国会議員や安倍晋三元首相の子飼いであった国会議員を除けば、大半は関連メディア(世界日報、等)の取材に応じたり、国際勝共連合・天宙平和連合・世界平和女性連合・平和大使協議会・他、旧統一教会の友好団体・関連団体が開催したイベント等に出席したり祝辞を寄せたり、パーティ券を購入してもらったり、世界日報や旧統一教会の友好団体・関連団体の雑誌を定期購読した程度の付き合いのようですが、選挙運動中に事務所へ馳せ参じてボランティアとして短期間活動した教会員とは別に、個々の議員の事務所で秘書として長期間勤務した教会員もいる(のではないか)と報道されています。

尚、自民党総裁選挙に名乗りを上げた先生方は、皆、旧統一教会と国会議員との関係について再調査・再検証する必要はないと考えていらっしゃるようです。

以前の記事で、ローマ教皇(法王)さえ利用しながら旧統一教会および友好団体・関連団体が営業(外交)を行った事例を紹介しましたが、教団および友好団体・関連団体の幹部が米国の国会議員と日本の国会議員の会合に紛れ込んだ(実際は、旧統一教会がオーナーであるワシントンタイムズ紙が共和党議員団の訪日をスポンサーした)事例として2017年5月10日に自民党本部の会議室で行われた会合があります。(小林貴虎衆議院議員と猪口邦子参議院議員の Facebook 投稿を下記に引用しました。)この会合の詳細(現職の議員はいなかったと思われる共和党(元)議員団に旧統一教会および友好団体・関連団体の幹部(韓国人1名+米国人2名)が同行していた経緯)については報道されていませんが、出席された河野太郎デジタル担当大臣や小林鷹之衆議院議員にとっては不運なもらい事故に過ぎないのでしょうか...

※ この会合の前後に行われた複数の会合やイベントについては多数の報告があります。

※ 安倍元首相銃撃事件が発生するまでは、レーガン大統領やブッシュ大統領(パパ・ブッシュ)が愛読した保守系新聞として、日本国内の保守政治家や右派の論客も(旧統一教会の機関紙であると薄々は知りながら)ワシントンタイムズ紙を重視していたようです。実質的に旧統一教会がオーナーである世界日報についても、以下同文です。



2017年5月7日から12日にかけて統一教会の金起勲(キムギフン)北米大陸会長が、教団系列のワシントンタイムズ財団と現役米下院議員を含む世界平和国会議員連合のVIPを引き連れて来日し『ファクトファインディングツアー』を行った。

金会長一行は、7日に自民党本部を訪問し、高村正彦副総裁や田中和徳国際局長と会談。

9日には、京王プラザホテル(衆議院第一議員会館・国際会議室の誤り?)での『日本─アメリカ国会議員有職者懇談会』に参加し、国会議員6人と歓談。そのうちの2人は長尾敬と安全保障委員会理事の中村裕之と判明した。

そして10日、菅義偉官房長官から招待を受けて首相官邸を訪問。12日に日本を発つまでに「政府の要職者」とも会談した。

これらは、同月19日、韓国で開かれた『天地人真の父母様主管 韓・日・米 希望前進大会勝利特別報告会』の場で直接、壇上の金会長から韓鶴子総裁に報告された。


2017年5月10日

金起勲(キム・ギフン) 北米大陸会長(当時)
マイケル・ジェンキンス UPFインターナショナル議長(当時)
トーマス・マクデビット ワシントンタイムズ社会長

猪口邦子  参議院議員
松川るい  参議院議員
大野敬太郎 衆議院議員
小林鷹之  衆議院議員
大塚拓   衆議院議員



河野太郎  衆議院議員 (※ 集合写真には写っていらっしゃいません。)


金起勲 北米大陸会長
マイケル・ジェンキンス
UPFインターナショナル 議長
トーマス・マクデビット
ワシントン・タイムズ社 会長

https://www.washingtontimes.com/news/2018/aug/23/media-fact-finding-tours/

In May 2017, a (Washington) Times fact-finding tour went to Japan. Times Executive Editor (now Editor-in-Chief) Christopher Dolan and Times Security Team Leader Guy Taylor accompanied the delegation for the off-the-record meetings with legislators, intelligence experts and media professionals. The development of friendship and trust through these meetings has immeasurable value for providing in-depth coverage of key issues in the U.S., Korea and Japan alliance.



2017年5月12日、日本に入国された真のお母様は、旅の疲れを癒す間もなく9日に日本の国会議員たちと「日本ーアメリカ国会議員 有職者懇談会」に参加した世界平和国会議員連合のアメリカのVIPたちとの晩餐会を開かれました。


追記

旧統一教会の友好団体・関連団体であるとは知らなかったと回答した事例を引用します。

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