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視点の自由研究No.98「視点_メンタルを整える」
コロナ禍と呼べる状況は過ぎ去りましたが、ウクライナ情勢が続く中、ジリジリと物価高騰が続いています。広告業は兎にも角にも景気に左右される業界。さらにはAIが普及していこうとしている世の中で映像制作の作り方自体も見直されている環境だと言えます。
今回はそうした世相の中で、かつてとは違った不安を感じていること。その気持ちに対する処方箋を書いてみようと思います。
「不安」
会社を立ち上げてから4年、かつてないほどの社会情勢の変化に、精神的な揺らぎをこれほど感じたことはありません。広告業自体の変化に合わせて、クライアントの映像制作への気持ちの趣も大きく変化している感じです。
かつてのようにマスに対して告知するCMのような映像は影を薄め、より個別のターゲットに適した映像に移り変わっている。さらには、景気後退によるそもそもの映像制作するということ自体への撤退ムードもあると感じています。
そんな状況もあり、「不安」という気持ちも大きくなっていくのは必然でした。ではこの「不安」。そもそも源流を辿るとなんなのでしょう?
結論を言ってしまえば、それは生存本能。これから先を予想し、最悪をシミュレーションしていくことで将来の生活、はたまた命の危険を想像している。これが不安の正体でした。そして恐ろしいのがこの「不安」1日のうちに何度もやってくること。生物の本能とでもいうのでしょうか?勝手に未来を予想し、不安になってくるのです。そんな不安状況。やはり活動を行っていく中では決して良い状況ではないというのは誰しも同じだと思います。
ではどうしていくのがベストか?
「安心感の正体」
ここで不安の時と同じように、今度は「安心」の源流を辿ってみようと思います。
ここも結論から書いてみましょう。それは承認とつながり。承認すなわち自分の存在を認めている状態です。反対の言葉で考えるとわかりやすいかもしれません。承認の反対は自己不信です。何をするにしても自分を疑って自信がなくなると不安が襲ってきます。
さらに「つながり」。会社を立ち上げた際、二人で創業しました。この二人というのが存外に大きな要因で、同じ境遇に合っているのが一人でないということ。不遇の状況を二人で打破する道を探っていけたことは、実は安心の根幹につながっていたのかもしれません。
思えば弊社の理念の一つ「つながる仕事。つなげる仕事。」でより多くの方とつながることを理想としてことは、今思うと最良の策だったのかもしれません。
「挑戦」
そして最後に「挑戦」も安心を得る大きな材料であることを書いておこうと思います。これは1年間フリーランスを経験したことを紐解いていく中で大きな指針であったことがわかりました。
フリーランスは書いてそのまま自由の身でもあります。当然生きていく中での責任も全て自分が果たさなければなりません。もちろんそこが魅力でもあるわけですが、これが会社員から転向すると本当に不安です。
そんな不安状況をどう走っていくか?そこに起業という「挑戦」があったのは間違いありませんでした。
未来に向かっていく「挑戦」。言い換えると「夢」とも呼べる。
よく「夢」は大切と言いますが、こと不安という視点から見るとなぜ大切かもより鮮明に感じてきます。
人間は弱い生き物です。すぐに不安に駆られ自己不信に陥りやすい。そうしたメンタルの弱さには「承認、つながり、挑戦」こそが唯一の対抗策だと感じています。
メンタルが荒れた時、この三つを思い出してみてください。心を鍛えることは難しいですが、整えることができるはずです。
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