とっても便利なリンクワード「gu」
なんてことだ・・・今までゲール語では必ず文頭に動詞がくるって覚えてたけど、文中に出てくる動詞がある・・・だと・・!?
ということで、ちょっとワザとらしい感じでしたが、自分と距離があること・状況、indirect(=間接的) なことを伝える時に使う動詞があります。ちょっと英語のテキストで勉強してるから日本語でどう整理すればいいかわからないけど、英語でいうところの「that」と同様に使われるのが「gu」なんだそうです。
「gu」 の特徴
全ての動詞で対応可能なspecial form!
英語の that のように、文を繋げる役割を持っている動詞。
動詞によって gu → gun、gu → gum と変化する。
copula の場合、gu → gur と変化する。
もうこれこそ文章見ただけだと「どういうことなの!?」ってなりますよね。とりあえずこの動詞「gu」が出てきたら、「こっから先は別の文がスタートするのね!」という気持ちで切り替えて、読み進めればいいのかな?という感じです。(ゆるく勉強してるから言葉に正確さは求めないで・・・)
たぶん例文を見た方がわかりやすいです。
Thuirt Calum gur e càr a th' ann. / Calum said that it is a car.
「Thuirt Calum + 'S e càr a th' ann.」例文を2つに分けるとカッコの中のようになるんだけど、動詞「is」は文頭でしか使えないから選手交代で「gur」がきてるということ。
うん、ちょっとずつ整理できてきた。
引き続き簡単に例文見ていきましょう。
Thuirt Calum gur e leabhar a th' ann. / Calum said that it is a book.
Thuirt Calum gur e taigh a th' ann. / Calum said that it is a house.
うんうん、ちょっと慣れてきた気がしますね。
まだまだ初歩、そしてcopula「is」の章。これがこの先、色々な章で活用されて出てくると思ったら・・・落ち着いて、落ち着いて進められるように頑張ろう。
そう、ゲール語なにげに「gu」は複数の意味で使われているのだけど、またそれは別の機会に・・・。
それでは今日はここまで!
Mar sin leibh, an-dràsta!