憧れのGaelic name
正直、一番最初につまづいたのが「ゲール語の名前」だった。
私が勉強に使用しているサイトはゲール語初心者に向けたものなので、文法とセットで数の数え方や天気、単語について教えてくれる。中学一年生で習う英語の教科書が、ピッタリとくるイメージである。大きなテーマの中に複数コンテンツがあり、教科書と同様に「挨拶・紹介」から入るのだが、そこにゲール語の名前をメインで紹介するパートがあるのだ。
いいですか、落ち着いて聞いてください。
Mary = マリー
John = ジョン
英語の教科書に書かれていた、
このイメージは捨ててください。
文化的な背景はわからないけれど、ネットで調べてみると「コミュニティ等で使われている」と解説しているスコットランド人がいて、「持ってなくても望めば」自身の英語名の意味に近いゲール語の名前を持つことができるようなことが書かれていたよ。
2つの名前・・・昔の日本の幼名と元服名とは全然違うけれど、どちらで呼ばれても個人の大切な名前なのだと、わからないなりに理解。
ということで。
テキストに出てくる名前を、一部書き出してみました。
Scottish Gaelic name
Iain = John
Seumas = James
Fionnlagh = Finlay
Ruairidh = Derek
Màiri = Mary
Anna = Anne
Raonaid = Rachel
これをね、覚えるわけですよ。
最初は頭を抱えるわけですよ。
テキストで使用されている人名は全てこれらのGaelic name なので、自然に覚えると言えば覚えるのだけど、小テストで「I am John. をゲール語に訳すると?」って出てきて初心者がすんなり「Is mise Iain.」と出てこないんですよ。パッと浮かぶようになっても、スペルを間違えて無情にも小テストで落とされるんです・・・。
とまぁ、苦戦しているけどGaelic name には以前から憧れがあった。
というのも、私の好きなスコットランドのバンドのボーカルが出した曲の詞で、"Hidden in your gaelic name"とありまして。その前から続いてくる曲の世界観も相まって、カッコイイなぁとスコットランドに想いを馳せたのです。
スコットランド・ゲール語を勉強しようと思った、キッカケのひとつでもあります。
Mar sin leibh, an-dràsta!