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文章 文法 単語 ほんの少し考える②
英語って、正解はどうかは別として「とにかく主張したいことを順番に並べればいい!」と思っている。得意じゃない人間の主張なのでアレですが、例えば「I like whisky since 20 years old.」という文。私が好きなものを主張するにあたり、20歳から好きっていうのはそこまで重要じゃない。重要なのは今好きなものは何か、そしてとにかく私が好きってことを主張したい。完全に屁理屈だし正しいとは言えないけど、日本語と全く構造が違うので、とにかく理屈付けした方が、私的には覚えやすかった。
じゃあ、ゲール語は?
とにかく動詞が最初にくる!
そう、とにかく動詞が最初にくる。文の頭にはとにかく動詞がくる。大切なことなので2回言いましたが、動詞が最初にくるのです。あとはなんとなく英語と同じような?いや違うような?目下、自分なりの屁理屈を探すべく頑張っている。
そしてこの動詞が最初にくるルール、2つの文からなる、ちょっと文を複雑にする時も、もちろん適用されます。
Thuirt Calum gur e càr a th' ann.
そう、gurの回でも言いましたが、文を繋ぐための動詞があり、そこからまた文がスタートしています。
そして新たな用語 「clause=節」
テキストでは、2つの文を繋げて文を作るという説明に"two clause"を使っています。clauseは動詞を含む文のことで、main clauseとsubordinate clauseがあるらしい。いわゆる日本語でいうところの節ですね。
main clause
それだけで存在できる、独立できる文。finite verb、特定の動詞が含まれていることにより、自立できる文。subordinate clause
finite verb、特定の動詞が含まれないから自立できない文。必ずmain clauseと一緒でないとダメ。
テキストに出ている例文は英語なんだけど、
The university is closed because it is Christmas time.
・main clause : The university is closed
・subordinate clause : because it is Christmas time
「大学はお休みです」と言わたら「あぁ、そうなんだ。」って納得できると思うけど、「それはクリスマスだからです。」っていきなり言われても「なんでクリスマスだからが出てくるの?」と、なんだか自立しきれてない感じがありますよね。
誰かが気づかずに大学に来ないように「大学はお休みです!」って主張することが重要。「クリスマスだからだよ」って補足は無くても「大学が休み」ということは伝わりますよね。
これが日本語だったら「大学がお休みなのはクリスマスだからです」より、「クリスマスなので大学はお休みです」の方が、なんとなくしっくりくる気がする。
こうやって例文を持ってくるということは、ゲール語も主張したことを優先的に前に持ってくる、ように思う。この理屈が正しいか今はわからないけれど、意識して進めてみよう。
次回から、2つめの動詞「tha」についてです。
Mar sin leibh, an-dràsta!