自己紹介って大切だよね
前回の記事がゲール語の人名についてだったので、察しのいい方はもうお気づきかと思います。タイトルにもあるように、今回は自己紹介・人に名前を伝えられるようになろう!という回です。
自己紹介なので基本的に自分の名前を言えればいいんだろうけど、例えば友達と行ったライブでばったりと別の音楽友達に会った時に、友達同士を紹介出来ないと困りますよね。
覚えておけば誰の名前でも伝えられるであろう基本のフレーズ3つ、見ていきましょう。
名前を伝えるフレーズ
Is mise… : I am…
「私は〇〇です。」自己紹介の基本、自分の名前を相手に伝えるですね。ゲール語の基本でもあるので、まずはこの型をしっかり覚えよう。
挨拶とセットで私の自己紹介をすると、Halò, Is mise Dòchas. といった感じです。Is esan… : He is…
「彼は〇〇です。」男性を紹介する時に使用する。Is esan Iain. や Is esan Seumas. など。Is ise… : She is…
「彼女は〇〇です。」女性を紹介する時に使用する。 Is ise Màiri. や Is ise Anna. など。
以上、この3つのフレーズを覚えておけば、自分や友人等・第三者の名前を相手に伝えることが出来ます。とにかく深いことは考えず覚えれば、いつでもどこでも誰にでも名前を伝えることが出来るから便利!
文法ってどうなってるの?
実はゲール語、文章の最初に動詞がきます。「to be」英語で言うところの be動詞、今回の文章で言うと「Is」が動詞です。このIsは連結詞(Copula)で、役割が2つあります。
(1)名詞と名詞、もしくは名詞と代名詞を結びつける。
(2)文章の一部を強調する
例えば「Is mise Dòchas.」だと、代名詞 mise と名詞 Dòchas を結びつけてますね。私=Dòchas ということです。
ちなみに、's mise というように短縮されることもあるので、「え、これ初めてみるんだけど!」って焦らないようにしましょう。私はすごい焦りました。
注意事項として、Is を使って状態(statements)を表すことはできません。Copula は文章の中の2つの名詞を結びつけて強調させるというのが役割なので、I am tired. や I am working. などの状態や状況を表すのは、別の be動詞(to be)があります。それはまた別の機会に。
今日はここまで!
Mar sin leibh, an-dràsta!