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Yes or No?
人生とは、選択の連続である。そして一番簡単そうで難しいのが Yes or No の二択。どちらかしか選んではいけない・・・どちらを選んでも、後悔は残るもの・・・。
なんて深刻ぶってみましたけど、今日はそんな深刻なトピックではありません。AnswerにおけるYes or Noを見ていきたいと思います。
単語としての Yes と No は存在しない
Celtic languages に言えることらしいのですが、単語としてのYes と No はありません。そして例に漏れずゲール語も、単語としてそれらの存在がありません。
「じゃあ、疑問形にはどうやって返答するればいいの?」
「長々と文章で返答していけばいいってこと?」
疑問形に対しての返答は、それぞれのシチュエーション、時制で返答方法が変わります。それぞれのPositive、Negative動詞を使って返答するのです。例えば、「a bheil 〜」という疑問形に対しての返答は「tha」or「chan eil」を使うということです。「tha」=Yes, 「Chan eil」=Noという意味での返答になるけど、あくまで単語としてのYes, Noではなく、substantive の疑問a bheilの返答として使用するものです。なので、copula の疑問「an e〜」の場合は、「's e」をYes、「chan e」をNoとして使用します。
いくつか例文を見てみましょう。
A bheil Màiri beag? Tha. / Is Mary small? Yes.
A bheil thu sgìth? Chan eil. / Are you tired? No.
A bheil thu trang? Tha, tha mi trang. / Are you busy? Yes, I am busy.
A bheil i sgìth? Chan eil, chan eil i sgìth. / Is she tired? No, she is not tired.
An e peann a th' ann? 'S e. / Is it a pen? Yes.
An e càr a th' ann? Chan e. / Is it a car? No.
文章で説明するより、実際に例文見てみた方がわかりやすいですね。ちなみに、Yes or No の返答にちょっとした補足の返答を入れる時は、例文にあるように動詞が2回続いて使われている・・・ように見えますが、役割的にはYes or No なので、ここは気にせず続けて使用して問題ないです。
それでは今日はここまで!
Mar sin leibh, an-dràsta!