継続依頼のために心がけていること。
会社員時代に心がけていたこと
会社員時代は、普通に仕事をしていました。
よい結果も、悪い結果もチームや会社としてのものでありました。
よい仕事をすれば、担当者との仕事は、その後スムーズになりますが、相手は役所ですから異動がありますし、こちらも入札でいろいろな役所や担当者を相手にしていますから、次々といろいろな方とお仕事をすることになります。ですから、よい仕事の恩恵は、そう長く続きません。
また、まあまあ大きな会社組織として仕事をしていますから、悪い結果になることなど、ほぼありません。ですから、「嘘をつかない」、「手抜きをしない」程度の心がけができればなんとかなりました。
一方、いま自営業者として心がけていること
評価される主体は、自分しかいませんから、会社員時代の真逆です。
あ、「嘘をつかない」、「手抜きをしない」とかの心がけは、逆ではありません(笑)ただし、なぜ、そのように心がけているかという目的の部分が違っているような気がします。それは、・・・
また選んでいただける会社でありたい(祈)
結局これです。
いやはや、いまの私の業務形態としては、リピートしていただけるお客様が最強だと思っています。そのために、ビジネス書も読みました。警察官などを経験した方の危機管理の本、さらに「指名されるキャバ嬢になるための本」まで読みました。ここでは、これらを元にしながら、業務をしながら感じたことも含めて、今後の自分のためにも、今の心構えを下記に列挙してみました。
進捗報告は、「報告事項がなくても」・「定期的に」こちらからする。(佐々淳行さんの著書の影響です。「報告なし会見」というやつです。重大事件などのときに捜査の進捗がないからといって、報道会見を先延ばしすると、あらぬさわぎになる。そこで、会見を開き「○○時現在、報告事項なし」と会見を開く。記者にとっては、それが会社の編集長などに対する重要な報告事項となるというものです。)設計業務などの場合も発注元の担当者は、「どこまでできているかなぁ~」、「手が止まってないかな~~」といつも不安を抱えているからです。私もそうでした。そこで、今の状況を連絡することは、とても重要であると思い実践を心がけています。
即レスする(通常業務でお客さんからのメールは、即レスを基本としています。遅くても1時間以内、見られない場合でも半日以内を目標にしています。出られなかった電話も同じ対応です。即レスするのは、既読の合図レベルのもの。「わかりました。資料読みました・読んでみます。ありがとうございます。考えてみます。」のような簡単なレスポンスです)
即レスしない(どっちよ。)(「具体的内容」は即レスしません。ということです。「受領した資料に対する意見。今後の方針の提案。金銭面のアンサー。仕事の受ける受けないのお返事」とかです。事の重要度によって違いますが、通常、翌日朝一を目指します。性格的に熟考しないと、間違えることが多いので。。。。)
平日の17:00以降、土曜、日曜、祝日は、こちらの作業が完了していても、成果をメールしたりしません。(頑張ってますアピール強くて嫌みになるからです。こちらは24時間営業ですが、相手はサラリーマン。営業時間以外は迷惑になると思っています。人格ができている担当者なら「夜も、休日もありがとね」などといってくれると思いますが、言葉通り受け取ってはいけません。本気でそう思っている訳はありません。単なる社交辞令です。 ただし、相手から圧をかけれられている場合は、その限りにあらず(笑)、時間など気にせずメールしてアピールします。)
相手の想いに乗っかる。(こうした方が良いのにと思っていても、まずは相手がどうしたいかを伺います。基本それに乗っかっていって作業を進めます。私たちは下請けなので、最終的に矢面に立つのは、私のお客様ですから、その人が困ったことになったり、説明できなくて恥を書くような資料を作らないように、心がけています。あまり変な指示、強烈な時間制限を受けたときは、優しく代替案を提案します。)
期限をまもる。(それを踏まえた余裕のあるスケジュール交渉をけっこう強気でおこないます。※言葉遣いは丁寧にしてます。始める前のスケジュール交渉は、ブーブー言われながらも、相手もそうかな?と思ってくれますが、始まってからの再交渉はほとんど困難ですし、それを繰り返すと信頼を失います。そのため、相手の予定に合わせた安易な短期間で実施可能風のお返事はしないようにしています。)
最終成果は、最良のアウトプットを提出する。(だからといって、赤字、真っ赤っかになるようなことではありません。きっちり仕事する+20%増しぐらいの成果を心がけています。私たちの業界は、肌感覚として、広告宣伝でどうにかなるようなものではなく、売り込みのチャンスは、ほとんどありません。最良の成果品をお客さんに渡すのが、最も効率的な営業活動だし、それで口コミで、同じ会社の別な担当者からお声がかかる芽が出てくることがよくあります。)
こんな感じで、日々業務を行っております。私なりのものですが、ご参考になれば、とてもうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。