立花劇場

 いやー凄かったね。立花劇場。
 立花孝志が最初にメディアに登場したときはマツコ・デラックスに何やら攻撃をしていたときだったと思うが、あの時は俺も「なんだこのきもいオッサンは」と思って嫌いだった。あの頃は多分今よりずっと攻撃的だったと思うしもっとキチガイじみていたと思う。
 ガーシーは1年前から知る人ぞ知る有名人だったが、TVで大きく取り上げられたあの人相の悪い茶髪のガーシー。

 俺の印象としてはこの写真が一番使われたよね。がらわりーw
 
 立花孝志について印象が変わったのはたまたまYOUTUBEを見て、政党助成金の仕組みを事細かく説明している動画を見てから。例えば国政政党になるには何%の得票率が必要とか、まあそもそも普通の政党と国政政党の違い自体はっきりわかってなかったからね。あと1票いくら政党助成金が支給されるとかそういう話、他の政治家から聞いたことなかったから。
 政治家なら当然知っているのであろう話を国民にどんどんオープンにして、ある意味精神はガーシーと似ていて「死なばもろとも」、政党助成金の使い道について、何が違法で何が違法にならないかをきちんと説明している。それも、何かあったときだけではなく、ことあるごとに、なのだ。
 
 例えば、今回の騒動で、政治家女子48党の借入金の話。
 現在10億5000万の借入金があるが、今後見込まれる政党助成金を原資に返済をする。で、直接政党助成金から借入金の返済をすると違法になるので、一旦政治資金団体のホリエモン新党に寄付をし、そこからまたホリエモン新党から政治家女子48党に寄付をする。そして返済すると適法なのだと言う。

 マネロンじゃんw

 って話なのだが、それを外部の人が言うのではなく本人が言うのである。
 あと、キャバクラに3回行ったと平気で言っているが、これも本人が言っていることなのである。

 政党助成金というのはそういうものなんです

 ということなのだよね。前に文書通信費という領収書の必要のない支出というのが一時期問題になったことがあったが、結局そのまま変わらずでしょ?

 つまりはそういうことなのだ。どこの政党もやってるって話。
 そして立花孝志の存在価値はそれをどんどん言ってしまうこと。元々清廉潔白でやっていないから強いということ。

 立花VS大津は面白く見ていて、大津綾香の記者会見も途中まで見たけど、まあ仕方ないけど「資金の用途に不明瞭なところがある」「具体的なところは第三者委員会に任せる」ってさ、せめて疑う根拠くらい示せよと思うけどね。

 印象操作だの、第三者委員会だの、パワハラだのモラハラだの。
 黒川氏については最初から胡散臭かったし、彼は完全に野党的な立ち位置で与党的な仕事をする気は一切ないから。

 あと、日本テレビからかな、統一地方選に向けてという質問を受けたときに「今回は資金のことなので」と言って質問に答えなかったんだよね。まあこの時点で器じゃないというか、準備が足りていないというかね、仕方がないけどさ。けど仮にも党の代表と言い張っていくのなら、その質問にはどんな場であってもきちんと答えないと。

 失敗小僧さんによると、意思の錯誤で「重大な事実を知らされていなかった」ことを根拠に3/29の発言を取り消せると言っていたので、まず総務省がどう判断するのか、そしてその後裁判になったら司法はどう判断するのか注目だけど、時間がかかるうちに忘れられるだろうし、きっともうそのころには別の劇場が起こっているだろうなぁw
 
 ともかく。
 立花孝志を追いかけていると、いろんな政治的な話が面白く知れるんだよね。感情が高まるとすぐ人のことをバカって言うけどねww まあそのあたりも含めてみていて面白い。

 今後も注目しています。

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