あれから
2023年7月記述
軽度の脳梗塞になって1年が過ぎました。
脳梗塞は重い病気だと思うのですが、私の場合症状も軽く、出張先で指先と呂律に異変を感じたので念のため病院へ行ったら「脳梗塞」と言われました。
事務的な仕事をしているので、ブラインドタッチの調子がおかしくて、あと階段を上るときに躓いたり、呂律もちょっと変というので病院に行きました。
変だな、変だな、と思いつつ、結構仕事を優先してしまう性質なので、電話で相談した同僚が「今すぐ必ず病院へ行け」と言ってくれなかったら、どうだっただろうと思います。
おそらく自分でもこれは変だ、病院へ行かねばならないと思っていたのですが、後押ししてくれそうな同僚を選んで相談をした側面もあったかもしれません。前日から様子はおかしかったのですが、大事な面談を控えていることもあり、すぐには行けませんでした。
生まれて初めて入院をしました。
北海道の地方都市の総合病院で検査を受け、問診の時は先生から「大丈夫じゃない?」「けど呂律が気になるから念のためMRI入ろうか」と言われ、検査を受けたら脳の一部が白くなっていて脳梗塞と言われました。
ーどうする?右側は大丈夫だから運転してもいいけど
と先生に言われましたが、治療は早い方が良いだろうと即断し、地方都市でしたが入院させてもらいました。コロナの抗原検査をしている間血圧を測ったら上が180を超えていました。脳梗塞になると血圧も上がるようです。
検査結果が出るまで待合室で横になって待っている間がとても怖かったです。何だか単語が思い出せなくて、このまま色々と消えていくのかな?と思い。
初日は元気でした。
脳梗塞と言っても症状はさほど強くないので、ご飯を食べて写真を撮る元気もありましたし、何だったら暇を持て余しそうになるくらいでした。
しかしどうやら治療の薬が体と合わなかったらしく、2日目から倦怠感と頭痛でかなりやられました。ご飯もほぼ食べれず。最初は薬が悪いと思っていなかったので、ずっと繋ぎっぱなしの点滴のせいではないか?と思い、「外してくれ」と心の中で思ったが、それを強く訴える元気もなく。
3日目にちょっと限界を感じ、最初に先生に「帰る?」と聞かれたのを思い出し、朝「俺、いつ退院できますか?」と聞くと「いつでもできるっちゃできる」と言われたので、「明日退院させてください!」ということで4日目に退院することができた。
退院するときに栄養士さんから食事に関する指導があり、高血圧なのでともかく減塩してくださいと。1日6gと。
あれから1年、これを結構ちゃんと守っています。(もちろん守れない日もあります)
で、仕事も結構セーブして、最初の1か月は週に1回は有給を取りました。
忙しい時期だったのですが、本当に最低限の業務だけに絞って頑張り、乗り切れました。人に頼めることは全部頼み。
血圧は元々150/100くらいだったのが、120/80くらいまで下がりました。
現在は135/85くらいですが、まあまあ良くなったと思います。
体重は直後に60kgまで下がりましたが、現在は63kgくらいです。
減塩が良かったのか、ストレスが抜けたのか、何が原因で下がったのかはよくわかりません。
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2024年11月現在
下書きフォルダに軽度の脳梗塞になったときのことが書きかけになっていた。結構ちゃんとした文章だったので、アップする。