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舞台「ショウ・マスト・ゴー・オン」を観てきたんだな

ワタクシが三谷幸喜と言う名前を知ったのはいつだっただろうか?

多分、30年ぐらい前になる。彼が劇団東京サンシャインボーイズを主催し、テレビドラマ界での活躍が注目された頃。ただ、ワタクシ自身はそんなに注目していたわけではなかった。何しろ野田秀樹様最大推しの頃だ。

そんな頃、同じく観劇ファンで、と言うかもっともっと熱い観劇ファンであった元同僚劇団東京サンシャインボーイズの大ファンで、かつ三谷幸喜大先生の大ファンで、それはそれはワタクシに見るようにと推して来たのだった。

丁度、映画版の『12人の優しい日本人』が公開された頃だっただろうか?

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この映画が超面白くて
、これも劇団東京サンシャインボーイズの舞台が原作だと知り、一気に彼らの舞台が見たいと思ったのを思い出した。

(そのおかげで確か最後の2本は観ている気がするのだが、本作を観たかどうかは曖昧な記憶なのだ。)

程なくして、彼らは30年の充電期間を設けると発表した。その頃は30年後ですか?と遠い目になったものだった。

2024年
リア玉(予定)
ブロードウェイの生活 (2024年版)
wiki

しかし、時が経つのは速い。なんと30年後が2年後に迫っていた。残念な事に、団員であった伊藤俊人さんが若くして亡くなったりしてしまっているけれど、他のメンバーは現在第一線で活躍中だ。その上、売れっ子脚本家・演出家の三谷幸喜大先生の作品となれば、本当に舞台のスケジュールなどが発表されたら、チケットは争奪戦となるのは必定だろう。

何しろ、充電を発表後、三谷幸喜大先生 はPARCOプロデュースとしてその後も何本も戯曲を発表し続けているが、どの舞台もチケットはプラチナチケットで取りにくい。2024年の作品のチケット争奪にワタクシは勝てるのか?

観たいなあ〜。


さて、そろそろ今回の『ショウ・マスト・ゴー・オン』について書いていきましょうか。

劇団東京サンシャインボーイズの公演以来28年目の再演です。
オフィシャルサイトから


三谷幸喜
大先生御本人がオフィシャルサイトのイントロダクションで書いているように、この戯曲もまた劇団東京サンシャインボーイズの公演作品の再(再)演なのです。それも28年ぶり


その上、昨日、三谷幸喜大先生自らの代役出演が発表されました。

これはヤバい。

実は…みなさんご存知かと思うけれど、。

三谷幸喜大先生は暴走癖がある!

それは舞台でも…。その上、俳優としては…。

(それにしても…唯一の劇団東京サンシャインボーイズのメンバーであり、初演時にも参加していた小林隆さんがケガをしてしまうなんて、早い快復をお祈りします。)

若干の心配もありつつの観劇開始。


あ、今回の『ショウ・マスト・ゴー・オン』を紹介する記事でわかりやすいものがありました。


そしてそして、シェイクスピアの『マクベス』が今回はモチーフ?に使われているわけだけれど、

こんな暗い話(でも面白い)をずっと書いていたもので、久々の舞台はその反動で、思い切り明るくて楽しくて笑いに満ち溢れたもの(でも胸に迫る)にしようと思いました。
オフィシャルサイトから


今年の戯曲に『ショウ・マスト・ゴー・オン』を選んだ理由を、こんな風に三谷幸喜大先生はオフィシャルサイトで語っている。この「こんな暗い話」と言うのは今年の大河ドラマで描かれる源頼朝と北条義時の話なわけで、彼は「鎌倉殿の13人」の会見で

会見で三谷は、北条義時を中心とする人物相関図を、フランシス・フォード・コッポラ監督の映画『ゴッドファーザー』、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『マクベス』、長谷川町子の漫画『サザエさん』を引き合いにして解説。サービス精神抜群の三谷節で記者たちを沸かせた。

のだそうだ。その辺りの事を含めて下記の記事に書かれている。↓


多分、多分なのだけれど、三谷幸喜大先生は『マクベス』がもともと大好きなのだろう。(まあ、演劇においては指針の一つかもしれないけれど。)

いろいろな要因があるだろうが、かくして28年前?29年前に書かれた戯曲が新たなるキャストで再演される事となったのだ。本人が代役をすると言うハプニングと共に…。

それにしても

ショウ・マスト・ゴー・オン

と言うタイトルは何とも三谷幸喜大先生を表している。

面白く。
バタバタとして。
トラブル続きでもどうにかまとめ上げてしまう。

彼の遅筆は有名であり、
そのせいで何度もスタッフキャストに迷惑をかけている。

また、この記事に書かれているが、舞台本番中のイタズラも有名である。

しかし、

始まった舞台は続かなければならない。

これは彼自身であり、彼の覚悟なのかな…なんて勝手に思うワタクシ。

さて、今回の舞台。ワタクシは前の舞台を覚えていないし、今回もこれっきりなので、定かではない。

しかし、

やはり彼は暴走イタズラ?を幾つかしていたような気がするのだが?

どうだろうか?

それを藤本隆宏さんとか峯村リエさんとかが拾っていたような気が…。

勘違いかな?

全ては三谷幸喜大先生の思うがままに…。

何しろ「舞台上では、舞台演出家の言うことを聞かなければならないのだから」。

何とも俳優にとってはシニカルな台詞じゃないか。これは本音であり本音ではない言葉だとワタクシは考える。

最後に

作品オフィシャルサイトから

本舞台で峯村リエさんと言う俳優に驚かされた。この人、何でもできるんではなかろうか?そして、彼女のプロフィールを調べてまた驚く。

身長173センチ!


ええ?デカい!
ピアニストのハラミちゃんといい、峯村リエさんといい…。羨ましい限りです。(因みにワタクシ150。知ったこっちゃないわね。)


まだまだ福岡も続き、京都、東京と公演は続いていくらしいけれど、どんどんと熟成されていくんでしょうね。東京公演の最後の方でも見たかったかも…。



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