舞台「弱虫ペダル the Cadence!」を観てきたんだな
わたしがアニメ「弱虫ペダル」を見たのはまだ数年前で、ファンと呼ぶのにはおこがましい新参者であります。まして原作も読んでいません。ただ、高校生青春もの大好きおばあは一気にハマり、アニメは既にリピートを何周もしております。なので、ストーリー展開はバッチリ把握できてます。という事で、とうとう舞台にまで手を出してしまいました。
スポ根アニメの頂点は、わたしにとっては「ハイキュー」なのですが、その舞台を見に行って、演出方法の面白さと役者さんたちの一生懸命さに感動して、所謂、2.5次元舞台もありかもと思い始め、今回、これまたアニメで大好きになった「弱虫ペダル」の舞台が今年もある事を知って見に行くことにしました。
おばあ、新しい世界に踏み込む!の巻
舞台「弱虫ペダル」は通称「ペダステ」と呼ぶらしいですね。それも見に行って知りました。今年は「ペダステ」10周年だとか…。そんなに長く公演していたとは…。
「ペダステ」の演出方法も聞いてはいましたが独特です。自転車のサドルだけを手にして、自転車に乗っている姿を表現しています。この舞台は是非とも海外に持っていってほしいものです。台湾とかフランスとか、自転車競技が人気の国ではウケるのでは?そう思っちゃいました。あ、歌は要らないかな…。あと、大失敗だった東京五輪の閉会式も、ペダステやハイキュー、テニプリの方法を使ってスポーツを表現したら良かったのに…。受けたんじゃないかなあ…。と関係ない話はこの辺にして。
セリフを言いながらのあの運動量。役者さんが限界を何度も超える舞台ですって言ってましたが、ずっとずっと走ってますからね、すごいです。本当にずっとです。それを見てるだけで感動します。役者さんも役柄に似てて、期待を裏切りません。舞台のクライマックスはウェルカムレースの最後なので、結論を知っていても、役者さんの頑張りを見ているだけで手に汗握り感動します。
ところで、今日は残念ながら満席じゃありませんでした…平日の昼間でしたからね…。チケットまだあると思います。是非とも応援してほしいです。本当はチケットの値段がもっと安ければ、もっとリピーターが出るんじゃないでしょうか?本当に役者さんたちはみんな素晴らしかったんです。
今回主役の小野田坂道を演じた島村龍乃介さんは、なんとまだ19歳だとか…。フレッシュです。弱っちい坂道というより、一生懸命な坂道を演じてました。そりゃ、一生懸命です。小野田坂道同様に応援したくなります。
そして、今回の舞台でわたしをググッと引き込んでくれたのが、鳴子章吉役を演じた北乃颯希さん。大阪出身の真っ赤な元気印のスプリンター、鳴子ですから、目立つのは当然なんですが、彼はそれをきちっとなり切って演じていました。まさにアニメと同じです。小野田坂道でなくても、「鳴子くん」って呼びたくなります。北乃颯希さんはまだ26歳ですが、「テニプリ」を始めとしたいろいろな舞台を演じてるんですね。
他にも役者さんたちのプロフィールを見ていくと、何人もが「ハイキュー!」の舞台に出演していました。わたしは本当に2.5次元舞台ファンの新参者なので、役者さん推しはないですし、知らないことばかりなんですが、こうして色々な2.5次元舞台を見ていくと、きっといろいろと繋がっていくんでしょうねえ〜これからが楽しみです。