Day1516定期的に本を読み直す


 
例えば心理学研究法の本を大学院に通い始めた2年前に一度読んだが、ここ最近2回読み直してみるとまた多くの重要な知識を得られた感覚があった。修論で一通り観察実習や量、質的研究を体験的にかじった後に研究法の本を読んではじめて気付いたことや、次の研究で気をつけるべきことなど、初めて本を読んだときよりもその本から多くを学ぶことができている。また研究法などに関わらず、学部生の時に読んだベストセラー系の本をもう一度読み返してみると、自分が当初強烈に覚えていた部分以外にももっと重要なことが書かれていることを実感したので、1度読んだ本を「これは〇〇について書いてある本」というレッテルを貼り付けるのではなくて、定期的に見直すことでその時その時の自分の興味や経験に合った情報を印象付けて(更新して)記憶やメモに残したりするという風に本を読み返すのがいいのではないかと最近考えた。その時は重要ではないと思っていたが今思えばかなり重要であるという情報も、定期的に本を読み返さないと得られないので、毎年とは言わないが、数年に一度読み返すのがいいかなと思う。

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