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来るか来ないかしれない明日や、来年のために今この瞬間込み上げる声を、"心の中で"とか言わなくてもいい時代が---

ありがたいことに今世での30年目を好きなことを好きなようにやって迎えることができました。

お陰様です。

幸せが人生のゴールなら、僕はもう目指すものも場所もないです。

少し前までは、もっとこうなりたい、とか、こうならないとあの人のためにはなれない、とか思う部分があったのですが
このところの僕は、なんだかんだで運命は漠然と決まっているんだろうなと思っています。

であるならば、自分の力でどうこうと、誰かにこうしてもらってとか、やったってあまり大きな成果には繋がらないだろうと、これを諦めと片付けるのはお待ちいただいて、だとしたらなんなのか。

誰しも、"自分"なんて大した存在ではない。

つまり、悩むほどあなたが誰かに影響を与えることもない、ということ。
自分のせいでどうとか思うのは傲慢さでしかなく、成果に対しても、失態に対してもそれは言えるのかもしれません。あなたは悪くない。そして凄くもない。

それぞれの命が、"何か"のお陰で生きていると思えば、そんなに重々しく自分がどうにかせねばなどと思うことはなくなります。委ねるしかないんです。

実際きっとそうなので、僕も最近はもう、楽しませなきゃとか、感動を与えなきゃ、と気負わずに、自分が観たい景色をより鮮明に描くために、つまり自分が楽しむためにどう演奏したらいいか、どう音を出したらいいか、を考えるようになっていました。

だから足元にエフェクターという音の特徴を変える機材をいっぱい並べ出したのかもしれません。笑

ほとんど借り物(本番ではBigMuff Piも使用)

あらゆる出逢いが、少しずつ人を変えます。
変わらなくていいなと思う部分だけは直観的に保ちつつ、いいじゃんと思ったものは節操なく取り込んでいきます。(ファズが好きです。)

話は打って変わりますが、一回の出演で500万円くらいもらえたらいいなぁとかも普通に思います。(というか目指しているのはそこ!(目指してるんかい!))

あまり真面目にアングラ然りとかロックンロールの本質?とかいった類の言葉の定義に惑わされたりせずに、僕は健やかに、えげつない欲望を抱いています。

どうやら僕は大器晩成らしいので僕とご縁のあった方は長生きしてくれることを願います。笑
(どっちも流れに任せましょうね!笑)

つまりLet it be。そういうことです。

そしてワンマンは大成功。お陰様です。
楽しかった。とても楽しかったです!!(←馬鹿)

自慢のバンドメンバー

あ、ひとつだけ、チューニングのときひたすら放置されたことに対する苦言をいただきましたが、あれはまあ、伝わらないjokeです。すみません。笑

あとはよかったんではないかと。
僕はすぐにライブの映像とかチェックできないどころか、ろくに観ないままYouTubeにアップしてるくらい自分のライブを振り返るのが苦手です。

観なきゃダメだ、というのはわかるんですけどね。
重々承知してるんですけどね。

病的に苦手なんですよね。
もちろんそう言いつつ観ますけどね。

じゃないと毎回、今回が1番よかった!は引き出せないので。毎回記録更新したいですからね。

毎日ライブしたらどうなるんだろう、とも思います。
落ち込むこととかもあるんでしょうねそりゃ。
思い通りのことができなかったときには。

落ち込むといえば、GO OUT CAMP出演してきました。
K-mix 神谷さんのおかげで不戦勝にてオープニングアクトをいただき、やりたい放題やってきました。
神谷さんありがとうございました。

ロケーションが素晴らしい

そして割としっかり目に叱られました。
笑い話にすることではありませんが、お詫びの気持ちとスカッとした気持ちとどっちもあるんですよね。

反感を買うかもしれないくらい寛容に見れば

"改善の余地はあるがやらなかったよりnice"

というところでしょうか。やり方は間違っていたかもしれないけど。対局的に見ましょう。

日本の社会構造的なこととか、世間学的なことが絡んだ違和感みたいなものも垣間見えました。
でも誰も間違っちゃいないんです。

次はもう二、三枚うわ手なやり方で、演りたいからまたチャンスをもらえたら嬉しいです。

神谷さんには申し訳なかったなあと。
GO OUT関係者の方々には感謝と反省。

ぶち壊しに行く衝動ってのは考え得る最もクールなやり方で表現するべきですよね。
そうなるための糧になりました。

何やったんだろうと思いますよね。
それはまた直接会った時にでも聞いてください。

アコースティックギターで。

というわけで、すごく元気に振り返れる思い出でもなくなってしまったわけですが、それもまたあと数日経てば僕はケロッとしてしまいそうでなので踏ん張って今日書いておきました。

何はともあれ物語ですよね。

RINCOLO、AERA、麺屋ブルーズの店長とそのご家族を招待できたこともよかったし、たんすのベースのせんちゃんは来れなかったけど一杉さんと未悠ちゃんに来てもらえたこともよかったです。撮影ありがとう。
みんなのお陰で楽しいひと時が過ごせました。

次はバンドで行きたいなぁ。
行けたら相当な物語ですよね。

エレキギターで。

何かを言えば何かを言わないことになりますが

最後に1番言いたいことを書いておきます。

来るか来ないかしれない明日や来年のために
今この瞬間込み上げる声を、"心の中で"とか言わなくてもいい時代が早くまた来るといい。

あるかないかもしれない不安のために
今この瞬間抱きしめたい人との距離が1ミリも必要ない時代が戻ってくるといい。

いずれも皮肉です。

今やっていいと思うよ。

以上
2022.4.26

4.16 RINCOLOにて


P.S
オフィシャルサイト作りました。まだ整備中ですが楽しいのでやっていきます。覗いてください。


新譜のダイジェスト音源も公開しました。


これを聴きたい気分の日って、誰にでもあると思います。


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土橋 悠宇(dobashi yuma)
ありがとうございます。アルバム次回作の制作予算に充てさせていただきます!