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越境森林への道のり【ジャンル】

僕は #RINCOLO という静岡県東部は御殿場市にある音楽小屋、劇場やミニシアターも兼ね備えた程よく親密な規模の会場を拠点に活動をしています。

ここでは各地から大物からインディーズ問わず多くのツアーミュージシャンが表現し、爪痕を残していきます。

僕はここのオーナーである小沢さんの縁の繋がり方に感銘を受けながら、多くの表現方法を観、聴き、学ばせてもらっています。

もっとも象徴的な特徴は、音楽のジャンルや表現の種類が実に多様であるということ。

このことが、僕の#越境 という言葉の一つの原点にもなっている気がしています。

音楽ひとつとっても、ブルース、ジャズ、ロック、パンク、爽やかポップからアンダーグラウンドまで多くのジャンルが存在します。

しかし、ここで観てきたあらゆる表現の根底にあるものは、多くの場合、似たような何かを発端とし、良いステージ、空間だと思ったものは、一定量を越えたエネルギーを放っていました。

そこにあるのは情熱とか、愛とかいう物質的なものを越えた、言葉にし難い何かであるようです。

そういうライブを多く観てきて、僕も不定期に企画開催させていただいてきたものがあります。

「フリージャンルギグ」と題されたそのイベントでは、僕と、全く異なる(ように思われる)表現方法を持った個性的な表現者がライブを行います。

互いに刺激され合い、価値観や思想の違いを越えて繋がりを感じられる空間が生まれます。

僕は、音楽に便宜上必要とされるジャンルというものを否定こそしませんが、根底に流れるものは共有されているのではと考えています。

その共鳴量によって、縁の濃淡こそあれ、掘って掘って掘り下げた先にある雰囲気には親しみを感じます。

僕の1stアルバム、「Sain'o O」にも、フォーク調のものや、ポップ、言葉数の多い今風の曲や、行間を感じられる抒情的な曲を散りばめました。

自分を表現しているものはなにか、と考え続けた結果、それは、"境界を自由に行き来する軽やかな精神"だと思いました。

これが、#越境 という言葉に繋がります。

YeLLow( https://youtu.be/wwGK4eHRlEg )のような曲は、僕の元々の雰囲気とは少し違うような気がしていましたが、今ではやっぱりこれは僕の大事な一部だと強く思います。

4月17日、18日に行われる公演「 #越境森林 」では、多くの人との繋がりや協力を大事にし、みんなで創り上げるイベントにしたいです。

考え方の違いにもたくさん出くわすでしょう。
それらを、越える(というのはちょっと強引な印象ですが受け入れて、和解していく、溶け合っていくような空気)ことが、自然に生まれていったらいいなぁと思います。

アルバム「Sain'o O(セインオーオー)」は造語です。
タイトル曲には音に載せて産まれた言葉が歌詞になっています。

アルバムはApple Music,Spotify,YouTubeなど各種サイトから配信されています。
↓↓↓
https://linkco.re/zEvyZD8g

自信作です。気に入っていただけたら、スキやシェア、コメントなどいただけると嬉しいです。

今日も良い一日を!


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土橋 悠宇(dobashi yuma)
ありがとうございます。アルバム次回作の制作予算に充てさせていただきます!