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【要約・感想】頭のいい人が話す前に考えていること
こんにちは、momoです🍑
今回は最近読んだ『頭のいい人が話す前に考えていること』の感想をまとめてみました🗒️
頭のいい人になりたいって、みんな思ってることだと思います。
私も頭のいい人になりたいです。
でも実際、「頭がいい人」を決めるのは誰なんだろう?と考えると、結局それを判断するのは相手なんですよね。
頭がいいって認知される人は、単に記憶力が良かったり、知識が豊富なだけではなく、状況を適切に判断できたり、感情に流されず冷静に自分をコントロールできる人だと改めて実感しました。
そして、話し方だけ上手くなっても、話し方だけで人の心は動きません。
どれだけ論理的でスマートに話せても、相手の心に響かなければ、本当の意味で「頭がいい」とは思われないですからね。
この本は、どんな人も「頭がいい」と評価される希望を持てます。
さらに、仕事、営業、面接、デートでも、すぐに実践できる即効性のあるノウハウが詰まっているので、全人類におすすめしたい1冊です!笑
要約
第1章 頭のいい人が話す前に考えていること
「知性」と「信頼」を同時のもたらす7つの黄金法則
①とにかく反応するな
感情的な反応を避け、冷静に状況を見極める。
②頭の良さは、他人が決める
自分の知識を自慢せず、
相手にどう思われているかを意識することで信 頼を得る。
③人はちゃんと考えてくれてる人を信頼する
④人と闘うな、課題と闘え
他人との競争よりも、課題に立ち向かう姿勢が大切。
批判ではなく問題解決に焦点を当てる。
⑤伝わらないのは、話し方ではなく考えが足りないせい
話し方にこだわるより、考えを整理して明確に伝えることが重要。
⑥知識はだれかのために使って初めて知性となる
⑦承認欲求を満たす側に回れ
自分の承認欲求を満たすのではなく、
他人に価値を提供する側に回ることで信頼を得る。
「怒っているとき」は頭が悪くなる
感情に任せて反応するのではなく、冷静に自分の発言を考えることが重要。冷静さを保つために感情を自覚し、すぐに反応しないようにする。会議では最初に発言せよ
何事も最初に案を出すことが大切。批判することは簡単だが、提案することには勇気と努力が必要で、それが尊重される。頭のいい人は論破しない
議論の勝ち負けにこだわらず、本質的な課題に焦点を当てる。相手の言っていることから、奥に潜む思いを理解し、共感をもって話す。知識は「知性」に変わる
真の知性とは、知識を持つことではなく、相手のためにその知識を使いこなすこと。自分の知識を過信せず、相手のためにどう活かせるかを考える。
第2章 一気に頭のいい人になる思考の深め方
話が浅い人の特徴
根拠が薄い
少量の根拠のない情報に頼ることが、話を浅くする原因となる。思い込みを排除し、根拠をしっかり持つことが重要。言葉の意味・定義をよく考えずに使う
伝える言葉の意味や定義を正確に理解し、相手に誤解を与えないように心がける。成り立ちを知らない
物事の成り立ちや背景を理解することで、より深いアイデアや議論が生まれる。
整理された話し方のコツ
結論から話す
重要なポイントは最初に伝え、相手の興味を引き出す。結論を先に言うことで、話の流れを理解しやすくする。事実と意見を分ける
反射的に話すのではなく、事実と意見を明確に分けて、誤解を避ける。
第3章 ちゃんと考える前に、ちゃんと聞こう
相手をよく聴くための5つの態度
肯定も否定もしない
相手を評価しない
意見を簡単に言わない
話が途切れたら沈黙を保つ
好奇心を持って聴く
整理しながら聞く技術
ゴールの確認
相手の考えていることを聴く
相手の意思決定をサポートする
第4章 「質問」の思考法
質問術の技法
過去の行動に関する質問
「直面した困難な状況にどう対応しましたか?」状況判断に基づく質問
「仮に~な状況だったらどう対応しますか?」
質問がうまい人と下手な人の違い
質問の質を上げるために、一度に一つのことを聞き、目的を明確にしてから質問する。
第5章 深く聞く技術と教わる技術
すぐに電話しない、コミュニケーションコストを意識
言語化のコストを意識し、自ら進んで言語化することで、より効率的なコミュニケーションが可能になる。
言語化のコストを相手に支払ってもらっている限り、”頭のいい人”として認識されない。言語化の質を高める型
〇〇ではなく、△△である。
→良質なアウトプットは良質な定義から。物事を再定義することで思考を深め相手にインパクトを与えることができる。
例)「嫌われる勇気」でも”自由とは他社から嫌われることが"と再定義している(↓こちらも好きな本の1つなのでいつか感想書かせてください✍️)
言語化能力を高める習慣
ネーミングにこだわる
「ヤバい」「エモい」「スゴい」を使わない
→これらを使わないことで脳の思考スイッチが入る。「読書ノート」を作る
感想
会議で一番最初に発言する人が偉い!
どんな仕事でも、一番偉いのは"最初に案を出す人”なんですよ。批判なんてだれでもできる。でも”最初に案を出す”のは勇気もいるし、なにより皆からバカにされないように一生懸命勉強しなければいけない。
だから、最初に案を出すやつを尊重するのは仕事では当たり前です。
「一番偉いのは"最初に案を出す人”」この言葉がとても印象的だった…というか、自分にブッささりました。
「この会議って意味あるの?」「そもそも会議に自分が参加する必要ある?」と思うこと、ありますよね。私も以前はそう感じることがありました。
でも、それって結局、自分の会議への向き合い方次第だな~と気づいたんです。
実際、最初に発言する人がいるおかげで議論が活発になり、自分も「参加してるぞ!」って意識が生まれます。
こういう「当事者意識」があると、会議に限らず仕事自体も楽しくなってきますよね。
そして、会議会議の序盤で意見を意見を出している人って、活躍してる人が多い気がします。
最初の発言が基準となり、周りの思考に影響を与えるからこそ、発言の早い人ほど存在感が増し、信頼も得やすいのかもしれません。
次の会議では、勇気出して最初に発言してみようかな🤔
大切な人を大切にするために
「大切な人を大切にするために、丁寧で知的なコミュニケーションを心がけてください」
友達や職場の人と話すときは、相手の言いたいことを意識して聞くようにしてますし、丁寧なコミュニケーションを心がけてます。
でも、本の後書きを読んで「家族にもそれやってる?」って考えさせられました。
上に立つ人やリーダーとしての素質がある人って、相手の気持ちにちゃんと寄り添える人だと感じています。
距離が近い相手だからこそ甘えすぎず、丁寧に接することができるかどうかが本当に大切ですよね。
身近で大切な人ほど、大切だと思い続けられる人間でありたい。
人間力って、まさに身近な人にどれだけ丁寧に接することができるかだと改めて気付かされたので、そこを意識していきたいです。
ヤバい、エモい、スゴイを明日から使わない
言語化能力を高めるためには「ヤバい」「エモい」「スゴい」など、「語彙を貧弱にする容易な表現を使わないようにする」といった習慣が有効です。
「ヤバい」「エモい」「スゴい」って、つい使っちゃいますよね。便利で、簡潔で、どんな状況にも当てはめられる言葉です。
でも、これに頼りすぎると、語彙が貧弱になって、思っていることや感じていることを正確に伝えるのが難しくなるし、自分の語彙力の低下にも繋がります。
だから、今日から「ヤバい」「エモい」「スゴい」を使わないように意識して、ちゃんと状況に合った言葉を選ぶ癖をつけたいと思いました。
こうやって読書の記録をアウトプットすることも、自分の語彙力を高める方法のひとつだなとも思ったり。
語彙が豊富になると、思っていることや感情をより正確に伝えることができ、相手との認識のずれを減らせると感じています。
特にデザイン関連の仕事をしていると、言語化の重要性を強く実感することが多いです。
仕事やプライベートでこの点を意識していこうと思っています。
最後に
著者の安達裕哉さんが「読み返さなくていい本を目指しました」とおっしゃっていますが、実際にはこれは一度読んだだけでは終わらず、何度も見返したくなる本でした✨
みんなの感想も気になるので、コメントしてくれたら嬉しいです✍️
他にもおすすめの本があれば、ぜひ教えてください☺️
下記に自己紹介、noteを始めたきっかけもまとめてます
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