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特急消滅の衝撃。富山地方鉄道2011年改正ダイヤの優等列車を振り返る
富山地方鉄道の特急・急行ダイヤを振り返るシリーズ第4回。今回は2011年12月25日改正ダイヤを取り上げます。前回改正から4年以上が経ちますが、この改正では列車ダイヤの変化で目立ったものはありません。しかし、この改正で本線平日朝ラッシュ時の4両編成での運転が消滅しました。優等列車についても一部その影響で列車の変化が出ています。そしてもう一点、車両面においては16010形アルプスエキスプレスが本格デビュー、運用に入っています。
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4両編成消滅と引き換えに急行増発
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先述した通り、基本的に観光輸送をはじめとして特急などの設定に変化はありませんが、平日上りの朝に上市発の急行(B1014列車)が設定されました。これはその直前を走る快速急行(B114列車)が4両編成から2両編成に減車されたことによるものです。編成を分割して列車本数を増やした格好ですね。
なお、普通列車においても電鉄富山発6時33分発滑川行き(9列車・新ダイヤでは32分発)とその折返し、早月加積発7時24分発電鉄富山行き(12列車・新ダイヤでは23分発)も4両編成から2両編成に減車されましたが、上り列車においては12列車の5分前に越中舟橋始発(1012列車)が仕立てられて輸送力を確保しています。
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ということで、この改正から4両編成が定期で見られなくなりました。14670形が2編成繋がって爆走する姿、また見てみたいものです。
次回は2012年改正になるのですが、それこそ時間変更程度なので2013年にスキップしようかと考えております。