JRバス宇都宮支店再編前、サシバの里から芳賀町役場まで歩く
宇都宮芳賀ライトレール(ライトライン)開業日の2023年8月26日、ライトライン開業の裏でJRバス再編前の最後のルートを乗車する旅。
前回の記事で作新学院前から乗車し、道の駅サシバの里いちかいで下車するところまで記しました。敷地に入ると道の駅のスタッフでしょうか、数名がバスをお出迎えして運転士さんにご挨拶。本当のラストとなる午後の上り便もおそらく同じ運転士さんではないかと思いますが、同じ方々でプチイベントがあったのかは不明です。
芳賀町役場まで歩く
さて、この旅の計画を練る際に頭を悩ませたのが、サシバの里からの移動手段。同線上り便は4時間後だし、那須烏山市営バスもかなり待つ。当初の予定は真岡鐵道の市塙駅まで1.5キロくらい歩いて、益子からバスで宇都宮市内に戻る形を計画しましたが、やはり出来るだけJRバス周辺を取材すべきと考えて、暑い中ではありますが、芳賀町役場始発の乗車を目掛けて約4キロの道を歩くことにしました。
定刻では9時44分着でしたが、到着は約10分遅れ。目標とする芳賀町役場発の発車時刻は11時ちょうどなので、約4キロを1時間で歩くことになります。4キロといっても実は平坦な道ではなく、2つばかり丘を越えていくような形で、寄り道をする余裕は無さそうです。といってもバイパスなので道沿いに何も無いわけですが・・・
30分くらい歩くと何もない丘エリアを過ぎて南側に住宅地が広がってきました。翌日の再編後、芳賀町工業団地管理センター発・祖母井経由で循環バスが設定される祖陽が丘団地です。この新設路線はそれまでの芳賀町役場発着便の代替であり、かつ延長する形で運行されます。祖陽が丘北バス停には既に新規バスポールと時刻表が設置されていました。
バイパスとバイパスを経由しない茂木系統が分岐(合流)する祖母井南1丁目交差点にたどり着きました。Tシャツは汗でぐちゃぐちゃ、喉も乾いたので交差点にあるセブンイレブンでプチブレイク。身体にはよくないとわかりつつも、缶ビールで喉を潤し先に進みます。
祖母井南1丁目交差点からはバイパスではない方の県道69号線(祖母井街道)を北上。芳賀町役場は県道から曲がった先にありますが、まずは県道沿いの芳賀町役場東でバス停をチェック。再編前は芳賀町役場始発のバスも芳賀町役場東バス停を通りますが、翌日からは先ほどの祖陽が丘団地循環は祖陽が丘団地方向のバスしか通りませんので、芳賀町工業団地管理センター方面へ向かうのは茂木系統のみと激減します。
芳賀町役場付近までやってきました。あまり時計を意識してませんでしたが、突然バスが役場の敷地に入っていきます。果たしてどこからやってきたのか・・・宇都宮支店からの回送なのか、近くに退避場があるのか、私には分かりません。
芳賀町役場は11時発。私が到着したのは3分前ということであまり時間が無かったのですが汗だくで乗りたくはないのでバスポール前にあるトイレでTシャツを着替えます。乗客は私だけ。定刻通りに宇都宮駅・東武駅前行きは発車しました。