ヒュムノスに手を出してしまった

あらかじめ念押ししておくと、筆者は昨日始めてヒュムノスに触れた初心者です。本格的で正確な説明は他所に丸投げするとして、この記事は「初心者から見たヒュムノスってこんなん」を記録するものです。

ヒュムノス
ゲーム『アルトネリコ』シリーズの作中に登場する架空の人工言語
作中の設定では、……なんやかんやあって魔法を使うための呪文として使用される。
公式の解説サイト(正確には『アルトネリコ関連作品における、ヒュムノス開発者の為の業務用データベースサーバー』らしい)の右下、『はじめに』をクリックすると作中の設定が見られる……んだけど、一見すると「かなりヤバい偽科学だ……!」って印象を持たれかねないよね、これ。
SFとファンタジーが絡み合った作中の設定なので、たぶん初見の人は気にしなくていい。少なくとも私は今のところ気にしてない

強烈すぎるSFファンタジーに耐性のない正気の人には、『文法(第一紀成語)』の項目から読み始めるのがおすすめ。


『想音』の魅力

私なりに話したい部分だけかいつまんで話すと、ヒュムノス(の中でも第一紀成語の文法)は、通常の文章の前に、現在の自分の感情を表現する『想音』というフレーズを置く決まりがある(もちろん例外もあるけど)。

しいて日本語にするなら、「これはちょっと嬉しい話なんだけど、」とか「今とっても悲しいんだけどさ、」から話し始める感じ。

これが結構面白くて、(ヒュムノスを読解できる人が滅多にいないこともあって)自分しか読まない日記に自分の心情を綴るように自分の内面に向き合いながら文章を綴る機会ってのは貴重だ。


メタ的な神秘性

これを読んだ人の中にはきっと、「よし、じゃあ実際にヒュムノスの作品に触れてみるか」と思い立つ人もいるだろう。ニコ動に行き、『ヒュムノス』で検索して、一番上に表示される作品を開き……そして呆然とする。

レベル9999なのだ。
本来なら参考にすべき、そして憧れるべき公式楽曲のほとんどが、悉くレベル9999のヒュムノスで殴ってくる。語彙、発音、音域、コーラス、表現力……全てのステータス値が9999で、これを聞いた人はきっと例外なく「なるほど、これは無理だ……」となる。

だが、それがいい(のかもしれない)。
ゲーム作中でも、選ばれし人にしか詠唱できない詩魔法の呪文という設定なのだから、だからこそ、「こんなん真似できるかーッ!!」となるくらいが良い。メタ的な部分で神秘性が演出されているのだ。


Wee i ga hyma bautifal hymmnos.
Wee nyasri ga firle rre wart ween leaff wis neen wasara sos mea, en rre ale ween hymmnos echrra neen fandel sos mea.

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つくしなづな
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