友人が書きました。
『夢見がちで穴だらけの「VRジェンダー論」と「性別の超越」という幻想』
内容はまあ、当たり前で差しさわりのない話――VR信者の信仰ツイートを反射的にRTする前に少しでも『それって本当か?』と考えられる人にとっては――なんだけど、こうしてきちんと言葉にしてくれるととても助かる。ようやく地に足のついた話が……もとい、足をつけるための土台が出来たわけだ。
反論というほどの反論でもなく、「私はこう捉えています」というだけの話なんだけど、私はVR恋愛やバ美肉も『性別を超越してる』とか『性的マイノリティでは括れない』と主張すること自体は強ち間違いでもないと思っている。
というのも、『性別(ジェンダー)』や『性的マジョリティ/マイノリティ』という概念自体が現実を語るための便宜的な枠組みでしかないから、非VRの日常の中でも頻繁にそういう("超越"だの"括れない"だの)ことは起こっているし、VR"でも"起こっていることには違いないからだ。
『男性/女性が24時間ずっと男性/女性らしい振る舞いだけしてるわけじゃないよね』とか『異性愛者が同性に恋っぽい感情を持ってしまうことはままあるよね』とか言えばたぶんピンと来ると思うんだけど……。
繰り返すけど反論じゃなくて、「私は前提をこう捉えてる」って話な。
『本質』とか『魂』とかのアレは文句なしに最悪なので早く廃れてほしい。届木ウカとかmillnaさんくらい「うるせー!知らねー!俺はスピリチュアルに行くぞ!!!!」って割り切ってる人以外は、口にするだけで軽蔑されてもしゃーないよ、アレ。
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