3人の子育て中は
私の病気④ (シェーグレン症候群)
3番目が産まれた時、長女が小学3年生、次女が年長さんだったので、里帰りはせず、私の母に泊まり込みで来てもらいました。
これは18年前のこと。今、私は当時の母と同じくらいの年。泊まり込みで孫の世話なんて体力的に無理だわっ。(ちなみに今、私に孫はいませんが‥)大変だっただろうな。今になって良く分かる。お母さんありがとう!
子育てが大変で、今思えば楽しかった事は、今後少しずつ書こうと思います。
3人目が産まれた後も、私の「シェーグレン症候群」は悪くなる事なく、よくなる事もなく。それでも3ヶ月に1度の定期検診は続いていました。
ある日、だいぶ長いお付き合いになった先生に「体調も落ち着いているようだし、小さなお子さんもいて大変だから、近くのリウマチ科の個人病院に紹介状を書きましょう。とても良い先生が開業しているから」
と言われました。確かにここの大きな総合病院は待ち時間も長くて1日ががり。お姉ちゃん達を預かってもらったり、赤ちゃんを連れて行ったり大変でした。信頼していた先生から離れるのは不安でしたが、先生の言う通り、特に困った病状も無く、血液検査の結果もいつも通り、薬をもらっている訳でもなかったので、紹介状をお願いしました。
実際に紹介状をもらった時、不安より、「あの病院に通わなくてもよくなった!」と、ホッとした気持ちの方が大きかったように思います。それなので、新しい病院にはすぐではなく、落ち着いてから行こう、と。
高齢出産での3人の子育ては、気持ち的には安定していましたが、体力的に厳しかったです。1番上のお姉ちゃんとは9歳差。それに上2人はインドア好きな女の子だったので、走り回る男の子は、初めての事。目は離せない、足がついていかない。
なかなか自分の体に向き合う余裕が持てませんでした。
紹介してもらった病院に行くのは、下の子が幼稚園に入ってからにしよう。お姉ちゃんの受験が終わってからにしよう。と、どんどん時間が経って行き、毎年人間ドックも受けているし、大丈夫かな。確かに血液検査は引っかかるけれど、いつもの項目だし。何か症状が出できたら行けばいいや。と、病気の意識は薄れ、いつしか忘れていました。
こうして15年余り経ってしまいました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?