高配当戦略(高配当株投資)のパフォーマンスをさらに向上させる方法
どうも,ストッポです!
今回は配当利回りを重視した高配当戦略(高配当株投資,高配当株戦略)のパフォーマンス(リターン)をさらに向上させる方法について紹介します。
まず,高配当戦略のエビデンスについて述べた後,私独自のバックテストでさらに株式リターンを向上させることに成功した他の指標との組み合わせについて紹介したいと思います。
これ,びっくりするほど株価リターンがよくなるし,高配当銘柄を中心とした戦略なので,長期投資との相性も完璧です。初心者でもやりやすい手法だと思うので,ぜひ試してみてください!!
なお,高配当銘柄や配当を利用した投資については,過去にも記事を書いてますので,こちらも参考にしてみてください!
※有料noteになります。投資は不確定要素が多いため,私のnoteを購入しても必ず儲かるわけではなく,損する場合もあるということを理解した上でご購入ください。また、投資助言業にあたる可能性があるため個別銘柄の推奨や投資判断については書いていません。ダイレクトメッセージでの質問も全てには答えられないのでご了承ください。私のnoteで損した場合も、私は一切の責任を負いませんのでご了承ください。
1.高配当戦略のエビデンス
まず,高配当戦略のパフォーマンスを過去の文献を引用しつつみていきましょう。
まずは日本株です。
次に外国株です。
このように,高配当戦略のパフォーマンスは長期にわたって日本株,米国株ともに良好となっています。
私も独自に日本株(上場している個別株全て)でバックテストしてみましたが,ここ10年ほどの高配当株のリターンはプラスでTOPIXを大きく上回っていました。
具体的には配当利回り3%以上のものでも平均的にはリターンがプラスであり,4%,5%と上がるにつれてリターンがよくなる傾向にありました。
ただし,高すぎる場合は逆にリターンが減ることもあり注意が必要です。
さて,さらに長期のデータも見てみましょう。
少し古い文献ですが,ジェームズ・P・オショーネシー「ウォール街で勝つ法則:株式投資で最高の収益を上げるために」よりデータを引用させていただきます。
1951年~1996年にかけてのアメリカ株での検証結果ですが,上の図を見れば一目瞭然でしょう。高利回り銘柄のリターンが高くなっていることが分かります。逆に低利回り銘柄のリターンは低いです。
ただし,中小型株では配当が高すぎる銘柄を買うことは危険です。比較的高いグループにある企業を買うという方法ならばOKです。実際に,バックテストでも異常に高い銘柄のリターンは低くなっています(ただし,超大型株は高い銘柄のリターンも良好)。実際,先ほどのデータを引用した文献の著者であるジェームズ・P・オショーネシーも以下のように述べています。
実際に,下記のように,大型株であれば高利回り上位50銘柄のリターンはかなり良好ですが,全銘柄を対象とすると(中小型株が含まれる),リターンが悪くなる上に,全銘柄の平均よりもリターンが低くなることが分かります。
2.高配当戦略のリターンをさらに向上させる指標
さて,この記事の本題に入りましょう。
高配当戦略のリターンをさらに向上させる指標というものがあります。
これは,論文などでは見つけられなかったので,私が独自にバックテストした結果になります。シャープレシオも良好です。
2つほど紹介したいと思います。
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