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【最初の一歩】寄付募集専用ページと広告配信をセットで!?

現代のNPO(非営利団体)にとっては、効果的な寄付募集や認知度向上のためのデジタル戦略は欠かせない要素となってきています。
しかし、実際に私たちがお話しする多くの団体さんが直面している課題として、資金や予算の限界、デジタル領域のリテラシーの低さ、そしてヒューマンリソースの不足が挙げられます。
特に寄付募集においては、専用のランディングページを持たずに、ホームページ内での簡単な紹介にとどめてしまうケースや、効果的な発信をできていないケースが散見されます。

こうした課題に対処するため、まずは専用のランディングページ(寄付募集の専用ページ)を作成し、最適化していくことが不可欠です。
そして、このプロセスを支援する強力なツールとして、Googleが提供する無料の広告配信プログラム「Googleアドグランツ」があります。今回は、デジタルファンドレイジングの第一歩と言っても過言ではない、ランディングページの重要性とGoogleアドグランツの活用方法について詳しく解説したいと思います。


ランディングページ(寄付募集の専用ページ)の重要性

ランディングページとは何か?

ランディングページとは、寄付することだけを目的にしたウェブページのことを指しています。
ホームページのように複数ページに散りばめられた情報とは異なり、ランディングページは一つのメッセージや目標に集中して設計されており、そのため寄付する割合を高める効果があります。

ホームページとの違いと役割

ホームページは組織の顔ともいえる存在で、訪問者に多様な情報を提供する場ですが、情報が多すぎると訪問者が何をすべきか迷ってしまうことがあります。これに対し、ランディングページは一つのメッセージを強調し、ユーザーに具体的な行動を促す設計になっています。寄付を促進するためには、このようにシンプルでわかりやすいランディングページを用意することが不可欠です。

寄付ページ専用のランディングページを持つ利点

専用の寄付ページを持つことで、NPOは寄付者に対して一貫したメッセージを伝えることができます。
特に、寄付金の使用用途や影響を具体的に伝えることで、寄付者の共感を得やすくなります。また、ランディングページのデザインやコンテンツを定期的に改善することで、変化する社会ニーズに対応したり、特定の活動に寄付を訴えかけたりと臨機応変な対応が可能になります。

ランディングページの設計ポイント

成果を上げるためのランディングページデザインの基本要素

効果的なランディングページを作成するためには、以下の要素を考慮する必要があります。

  1. 明確なヘッダー: 訪問者が最初に目にするヘッダーは、シンプルかつ説得力のあるメッセージであるべきです。「寄付して命を救おう」「あなたの支援が未来を変える」など、心に響くフレーズを用意しましょう。

  2. ビジュアルコンテンツ: 寄付の必要性を視覚的に伝えるために、インパクトのある画像や動画を活用します。例えば、支援を必要とする人々の写真や、寄付によって実現された成果を示すグラフなどが効果的です。

  3. 寄付フォームの配置: 寄付フォームは、ページの上部に配置し、ユーザーがスクロールすることなくアクセスできるようにします。また、フォームは簡素で使いやすいものにし、寄付者が迷わないようにします。

明確な目標設定とその測定方法

ランディングページを作成する際には、具体的な目標を設定することが重要です。
例えば、「1ヶ月で100件の寄付を集める」「2週間で認知度を50%向上させる」といった具体的な数字を目指すことで、成果を測定しやすくなります。また、Googleアナリティクスなどの分析ツールを使用して、訪問者数やコンバージョン率を定期的にチェックし、ページのパフォーマンスを分析しましょう。

弊社ではGoogleアナリティクスの設定から分析までのご支援も可能です。
「この設定ってどうやるの?」といった漠然としたご相談でもOK!お気軽にお問い合わせください!

継続的な改善とテストの重要性

ランディングページは、一度作成したら終わりではありません。
ページの内容やデザインを定期的に見直し、A/Bテストを行うことで、最も効果的なバージョンを見つけ出すことができます。例えば、異なるヘッダーや画像を使用して、どちらがより高いコンバージョン率をもたらすかを比較することができます。

実際に弊社が行った検証では、寄付ボタン周辺のテキストを一文変えるだけで寄付完了率が飛躍的に伸びた例などもあります!

Googleアドグランツの活用

Googleアドグランツとは?

Googleアドグランツは、非営利団体さん向けに提供される無料の広告配信プログラムで、1ヶ月あたり最大$10,000USD(約140万円)分の検索広告を無料で利用できるプラットフォームです。
検索結果に表示されるテキスト広告を使用して、特定のキーワードに関連する検索結果の上位に表示されるよう設定することが可能です。

アドグランツを使うメリットとその効果

アドグランツを活用することで、団体さんは広告費を一切かけずに、広範な認知度向上や寄付者の増加を目指すことができます。特に、特定の課題に関心を持つユーザーに対してターゲット広告を行うことで、寄付のコンバージョン率を向上させることが可能です。

アドグランツを活用するための基本的なステップ

  1. アカウントの設定: まずはGoogleアドグランツのアカウントを開設し、NPOとして認定を受ける必要があります。

  2. キーワードの選定: 寄付に関連するキーワードを選定し、それに基づいた広告キャンペーンを作成します。例えば、「子ども支援」「環境保護 寄付」などが考えられます。

  3. 広告文の作成: ユーザーの興味を引く広告文を作成し、クリック率を向上させるよう工夫しましょう。

  4. キャンペーンのモニタリング: 定期的に広告キャンペーンのパフォーマンスを確認し、必要に応じて調整を行います。

NPOが直面するデジタルマーケティングの課題

デジタルリテラシー不足とその克服方法

多くの非営利団体さんがデジタルマーケティングに関する知識やスキルを持ち合わせていないことが、効果的な寄付募集の障壁となっていることを頻繁に耳にします。

限られたリソースの中では、デジタルマーケティングに十分なリソースを割けないことが多く、このような場合は外部リソースを活用することが有効です。

限られた予算で最大の効果を得るためには、優先順位を明確にし、費用対効果の高い施策に集中することが重要です。例えば、最初にランディングページを作成し、次にGoogleアドグランツを活用することで、少ない予算でも大きな成果を得ることが可能です。

成功事例から学ぶ

例えば、ある環境保護団体さんは、専用の寄付ランディングページを作成し、Googleアドグランツを活用することで、1ヶ月間で寄付者数を30%増加させることに成功しました。彼らは継続的なページの改善と広告の最適化を行い、寄付の完了率を向上させました。このような成功事例は、他のNPOにとっても参考になるはずです。

まとめ

弊社がご案内しているのは主に以下のようなご支援になります。

Googleアナリティクスの設定支援

来訪者がどこから何人きて、何人が寄付を行ったかが精緻に分析できる無料のツールです。

ランディングページ制作

寄付募集専用ページのデザインから実装までを行います。

Googleアドグランツ運用代行

制作したランディングページを無料のアドグランツを利用して配信、検証を繰り返しながらより良い寄付募集の形を構築します。

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