ながやそ

物書きに憧れる一般人。文才も語彙力もないので、その「憧れ」だけで文章を書いています。自…

ながやそ

物書きに憧れる一般人。文才も語彙力もないので、その「憧れ」だけで文章を書いています。自分の思うことを自分の言葉でアウトプットしていきたいと思っています。自称「文章を書く人」

最近の記事

映画『母性』の感想

母の愛が、私を壊した。 これは母・ルミ子のことでもあって、娘・清佳のことでもあると思う。 母は娘に優しく話しかける。自分の母がそうしてくれたように。 娘に話しかける母は、怒っているかのような声色をしている。 落としてしまったお弁当は、母の目には彩りのあるおかずに形の整ったおにぎり。娘が見たものは茶色いおかずに海苔の巻いてないおにぎり。 食卓に上がる料理も、母は両手で数えきれないほどレパートリーは増えたというが、娘は三食丼とハンバーグの登場率がやたらと高いと言う。 ルミ子

    • センチメンタル、秋

      個人的に、何故だろうか秋はセンチメンタルな気分になってしまうことが多い。 大した恋愛もしてきていないのに、爽やかな秋晴れとは対称的な夜風の冷たさがそんな気持ちにさせるのだろうか。謎の人恋しさすら覚える。 そんなセンチメンタルが発動させた思い出を、今日は小噺として。 大学時代も終わりに差し掛かった頃、好きになった人がいた。社会人になってから気持ちを伝えたが「彼女って感じじゃない」と、あっさり、実らずに終わった。 その後、また普通に顔を合わせる関係にはなるのだが、私が地元に帰

      • 時代の変遷と音楽の在り方

        私、ポルノグラフィティがとても好きなんですけど(note2回目の投稿にして早くも自分の一番好きなものをお伝えしてしまった) 先日、彼らのおよそ2年ぶりの新曲が発売して、我が家にも届いた(私はオタクなので、たくさん届いた) そして、私がここ数年ずっとやりたかった、自分が大人になったことや時代が進化したことによって長らくやっていなかった「歌詞カードを見ながら新曲のCDを聴く」を久しぶりやってみた。 なんだろう、この、コレジャナイ感は。 当たり前だが、楽曲に対する感想では勿論

        • noteを始めるにあたって

          noteを始めることにした。 さらりと「noteを始める」と言ってしまったが、これは私にとって「文章を書くこと」を意味する。 私の中で勝手に、noteというものはクリエイターがやるものだ、と思っている節がある。ちゃんと文才があって、読んだ人の心に何かを落として残していくようなものが作れる人がやるものだと。 だが私は、もちろん文才などあるわけもなく、それどころか語彙力すらまともにない、社会に揉まれるただの一般ピープルだ。 そんな私が何故noteを始めるのか?というのはまあ、忘

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